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産業用画像処理のスタートアップ

こんにちは~組み込みエンジニアの滝象540です。
産業用の画像処理機器、画像処理ソフトを手掛けているスタートアップ企業をまとめます。

産業用カメラや3次元センサなどの「もの」ではなく、カメラやセンサで得られたデータを使って処理するソフトウェアを開発しているスタートアップ企業が多いようです。

ソフトウェアも単に「製品の寸法を測る」などの機能を生産設備の部品として提供するのではなく、「生産現場の困りごと」を解決するアプリとして提供しているようです。

産業設備においても、「もの」から「こと」が進んでいますね。

YOODs

これで「ユーズ」と読むようです。2004年創業で、山口県の会社です。

位相シフト方式の3次元センサをラインナップしています。産業用ロボットと組み合わせて使われているようです。


OSARO

AI技術を活用し、従来の画像処理機器・ソフトウェアが苦手としてきた透明な容器や、光沢のある製品などを検出するソフトウェアを開発しています。

サンフランシスコに本社がありますが、日本にも支社があります。日本語のHPもあってありがたいです。


クティア (光コム)

東京工業大学の技術ベンチャーとしてスタートしました。独自の3次元計測技術(光コム)使った3次元センサをラインナップしています。凹凸のある形状の計測が得意で、高精度ながら計測時間が短いため、自動車のエンジンの検査などで活用されているようです。


plus one robotics

3次元センサとAIを駆使して、物流倉庫で荷物を運ぶロボットの目となるアプリを開発しているメーカです。


アダコテック

まさかまさかの、noteの記事がきっかけで知ったメーカです。

産総研の特許技術を活かし、製品検査や生産設備の異常を検出するAIアプリをラインナップしています。


東京ロボティクス

産業用3次元センサのメーカというよりは、産業用ロボットのスタートアップでロボットの目として3次元センサをラインナップしているという感じです。

軽量・コンパクトで銀ピカのスタイリッシュなセンサですね。マット仕上げが多い中、銀ピカのセンサは珍しいです。

3次元センサと一緒に産業用のパソコンと3次元センサを制御するAPIを購入し、ユーザが画像処理ソフトを開発するようです。


リンクウィズ

静岡県にあるスタートアップです。製品の寸法や見た目を人の代わりにロボットがチェックするソフトウェアを提供しています。

ロボットは疲れ知らずで単調なチェック作業を黙々とこなしてくれるので、製品をすべてチェックすることもできるようですね。


イラストについて

イラストは妻に書いてもらいました。良かったら妻のnoteも見ていってください。


最後まで読んで頂きありがとうございます。



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