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No.9 RICE SHIFT ー人生100年時代の食事戦略ー

はじめに

ぴえん乗り越えてぱおん
 ども、たきおです。今回は玄米を食べて人生100年時代を健康に生き抜くためのとっておきの食事戦略をご紹介いたします!


 「なんかストレスが溜まりやすくなったなぁ…」
 「代謝機能が落ちたなぁ…」
 「ぽっこりお腹が悲しい…ぴえん」

 そんな悩みを持っている方も少なくないのではないでしょうか??たきお自身もそんな悩める子羊の1人で、運動したり、食事制限をしたり、ネットで調べては生活に取り入れ、そして挫折を繰り返してきました。
 「そうそう、私もそうなの」と頷いてしまったそこのあなたに朗報です!普段食べているお米を「白米」から「玄米」にRICE SHIFTをする、たったこれだけで体質は改善します!

 今回は、なぜ玄米が人生100年時代の食事戦略なのか、その根拠について解説いたします。是非最後までお付き合いください。

本記事の目的

 この記事では、玄米がもたらす2つの効果について、栄養素や体の仕組みに着目しながらご紹介いたします。
 体型が気になってきた方、上手く疲れが取れなくて体調を改善したい方にとって有益な記事になっていますので、改善のヒントにして頂けたらと思います。

 それではいきましょう。

【結論】RICE SHIFTでズボラ体質改善!玄米の驚くべき2つの効果

◎ダイエット効果
 玄米には、ダイエット効果が期待できます。その理由は次の2つです。
  1.  GI値が低い(血糖値が上がりにくい)
  2. 食物繊維を豊富に含む

◎健康効果
 玄米は白米に比べてさまざまな栄養素を含有しております。その栄養素によってもたらされる健康効果は次の3つです。
  1. 高血圧予防(カリウム)
  2. コレステロール値の低下
  3. 免疫機能の改善(不溶性食物繊維)

 精米の過程で栄養素も取り除かれているため、白米には栄養がほとんど残っておりません。逆に玄米を食べることでお米本来の栄養素を摂取することができます。

 次章でそれぞれの効果について解説していきます。

玄米のダイエット効果

GI値が白米のおよそ半分!
皆さんはGI値という言葉をご存知でしょうか?GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemis Index)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標です。食品に含まれる糖質の吸収度を示し、摂取2時間までに血液中に入る糖質量を計測したものです。
 つまり、GI値が低いほど、食べた後の血糖値の上昇が緩やかであることを示します。玄米と白米のGI値は次の通りです。

 玄米のGI値:55 ⇒ 低GI食品(55以下)
 白米のGI値:88 ⇒ 高GI食品(70以上)

 実は、一般的に食べられている白米は高GI食品に分類されており、血糖値が上がりやすい傾向にあります。同じお米でも、玄米の方がGI値が低く、血糖値が上がりにくいんですね。

インスリンの分泌量が安定して脂肪を蓄えにくくする
 GI値が低いことで、体にはどんな影響があるのでしょうか。血糖値が高くなると、インスリンというホルモンが分泌されます。インスリンには次の2つの働きがあります。

<インスリンの働き>
 1.血液中の糖質を脂肪に換えて体に蓄える
 2.血糖値を下げる

 そのため、 白米などの高GI食品を摂取すると、血糖値が急上昇し、インスリンが過剰に分泌され、脂肪が体にたまりやすくなってしまいます。ちなみに、食後のあのなんとも言えない気だるさや集中力の低下も血糖値の乱高下によるものです。

 以上のことから、玄米にすることで、インスリンの分泌量が安定して、脂肪を蓄えにくい体質に変えることが期待できます。

玄米の健康効果

高血圧予防(カリウム)
 玄米は白米の約3倍のカリウムを含んでいます。カリウムは血圧を下げる効果があるため、玄米を日常的に摂取することにより、高血圧の予防につながります。

コレステロール値の低下(水溶性食物繊維)
 玄米には、100gあたり0.7gの食物繊維があります。白米は水溶性食物繊維を含有していません。水溶性食物繊維を摂取すると、動脈硬化の原因となる体に堆積したLDLコレステロールを吸着し便と一緒に排泄します。コレステロール値が気になる方にもオススメです。

腸内環境改善(不溶性食物繊維)
 玄米には特に不溶性食物繊維が多く含まれており、白米の約5倍になります。不溶性食物繊維は便の容積を増やし、体内の有害物質を吸着して排出するだけでなく、腸まで運ばれ、ビフィズス菌などの善玉菌の餌になるため、腸内環境の改善が期待できます。
 腸内環境の改善は言わずもがなですが、免疫力アップ、代謝機能の向上、美肌効果、メンタルの安定など、さまざまな効果をもたらします。

まとめ

 いかがだったでしょうか。今回は、玄米の知られざる2つの効果について解説いたしました!各栄養素やホルモンの細かい働きなどと一緒に解説させていただきましたが、専門用語アレルギーの方は


玄米は「GI値が低い」「食物繊維を多く含む」という二つの特徴を持っており、この性質からダイエット効果とさまざまな健康効果が期待できる

ということだけ覚えていただければと思います。
今回の記事が、体型や体調で悩んでいる方の解決の一助になれば幸いです。

おまけ

 たきおは何か身の回りの問題を解決しようとしたとき、「新しく何かを始めよう」としてしまいがちですが、心と体に深く染み付いた思考や習慣を変えるのはなかなか大変なんですよね。
 今回たきお自身も、記事を書きながら「普段食べている白米を玄米に変える」のように、今の習慣の一部分を代替し、少しずつ理想の習慣に近づけていく方法が継続の鍵なのかもと新たな気づきがありました。
 今度何か新しいことに挑戦したり、新しい習慣を身につけたりしたいとおもったときは、大きくがしゃんと変えるのではなく、「即日」かつ「仕組み」から替えられるところからマイナーチェンジしていこうと思いました。

 最後までお読みいただきありがとうございました。
 それではまた。

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