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自己肯定感を高める「○○○○」。


自己肯定感とは、

「自分には価値があるんだ」
「自分ならできるんだ」
「自分は愛されているんだ」

といったように自分の価値や存在意義を前向きに受け止める感情や感覚のことで、今の自分に満足している心や行動のあり方を指します。

自己肯定感が高い人は、周りからも大事にされていると感じているため、失敗したことよりも上手くいったことを強く意識して前向きにチャレンジしたり、壁にぶつかってもめげずに立ち向かっていくことができる。

といわれている。

一方、自己肯定感が低い人は、成功よりも失敗した体験を強く意識し、自分を否定的に捉える傾向にあるといわれています。

つまり、自己肯定感を高めるためには、「成功体験」が関係していることになります。


自己肯定感を高める「振り返り」


ですが、何をもって「成功」とみなすか?

ここでいう成功とは、実績とか成果に限らず、
やり遂げてきたことによる「成長」にフォーカスすることが大切。

つまり、自分はできる、この先絶対こうなるなど、

未来の目標や希望を信じることよりも、
これまで自分がやってきたことの「振り返り」をした方が、より自己肯定感を高めることができる。

未来の理想の自分を信じることよりも、過去の自分の「成長」を認める

ということです。

自分の理想の姿を明確にして、未来に向かって前に進む気持ちは大切ですが、いつも遠くの目標ばかりみていると、

「まだまだ、先は長いなぁ」って気持ちが重くなってしまいがちになる。

そうすると、なかなか辿り着けない自分をついつい責めてしまう。

「あぁ、自分ってまだまだなんだ・・・」って。

「まだまだ」と思い、前を向く気持ちは大切です。その気持ちがなければ成長できませんが、その気持ちだけだと焦りが生まれ、どんどん苦しくなってしまうこともある。

だから、時折「振り返って」少しでも成長したことを確認し、褒めて認めてあげることが必要。

たとえば、一年前の自分に戻りたいだろうか?

たぶん、戻りたくないですよね?

なぜ、戻りたくないのか?

それは、きっと一年前とくらべて成長しているはずだから。

だから、「振り返り」をすることで、その成長を褒めて認めてあげる。

どんなチャレンジをしたのか、何をやることができたのかどれだけの目標を達成したのかを褒めて認めてあげる。

振り返りをする回数が多ければ多いほど、自分を認めてあげる回数が増えるのでその分、自己肯定感が高まるはず。

過去を振り返っても仕方がないという考え方もあるだろうが、確かに積み上げてきたことは、まぎれもない事実。

何の疑いもなく、成長を実感できることだから。


また、相手の自己肯定感を高めることでも、その人のこれまでしてきたことを認めることが重要となります。

たとえば、子どもの自己肯定感を高めるために重要な鍵となるのは、

「ほめる」ことでしょう。

ほめられることで、子どもの心はオープンになり、素直な気持ちになり、認めてくれた相手に対する信頼が高まり、他人に対しても優しくなれます。

そして、前向きに自分の力を出して、誰かの役に立ちたい、もっと頑張りたい、と思うようになるのです。


自己肯定感を下げてしまうこと


自己肯定感を高めるうえで、やってはいけないことのひとつが、

「他人との比較」です。

自己肯定感を高めるためには、過去の自分と今の自分との比較したとき、どれだけ成長したか、何をやり遂げたのかが重要。

ですが、他人と比較してしまうと、自己成長の確認に狂いが生じてしまいます。

実際、他人との比較をやめるだけでも、おのずと自己肯定感は高まるといっても過言ではないでしょう。


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