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新入社員が会社に慣れる技術〜Slackの過去ログを3年分漁ろう〜

はじめまして!
株式会社SmartHRで採用担当をしていますtakinariと申します!
この記事はSmartHR Advent Calendar 2020の8日目の記事です。
「2020年はnoteを書くぞ〜」と意気込んだものの、何も書かずに終わりそうだったので、エントリーしました!

この記事では転職直後の方向けに、Slackの過去ログを3年分漁ることをオススメしたいと思います!
- 初転職の方!
- チャットツール文化初めての方!
に見ていただきたいです!

なぜこのテーマにしたのか?

実は、私はSmartHRが4社目の会社です。
そんな私がいつも失敗していたのが会社のカルチャーに慣れること
4回目にしてようやくコツを掴んできたので、一番やってよかった「Slackの過去ログを3年分漁る」について書いてみました!
(採用担当っぽいことは追々書きたいです!)

私の失敗

私の転職直後の失敗したことを書き連ねるとこんな感じです。
(いずれも過去の職場で経験したことです!)

「Slackに書き込むのに時間がかかりすぎ、仕事の進捗が遅くなる」
入社直後いきなり超忙しい方と仕事することになった時のことです…
忙しいので基本テキストコミュニケーション。
しかしどれだけ文章を丁寧にしても、テキストで全く伝わらない状態が続き、確認に必要以上に時間がかかる日々。文章の書き方を悩んでいる内に時間が溶けていきました。

「周囲との距離が縮まらない…"新入社員の人"感が抜けない」
Slackで感じる周囲との距離感…
時間が解決してくれると思いきや解決できず、結局その組織には馴染むことができませんでした。

書き出すともっとたくさんあります…
また失敗要因も様々ではあるのですが、Slackの過去ログ3年分を漁ることで「右も左も分からない状態」を早く脱することができ、業務遂行のための課題の解決がスムーズになったなと実感しています。

ということで、このnoteではSlackの過去ログを3年分漁るという単純なtodoですが、ひたすらオススメしたいと思います!

オススメ理由1.Slackはもはや職場である

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Slackのサービスサイトのキャッチコピーが「ようこそ、新しい職場へ」になったことが話題になりました。
会社によるかもしれませんが、Slackには仕事の話や趣味の話、ちょっとした雑談が蓄積されているので、これまでの職場の雰囲気を歴史から知ることができます!
(ランチなどでコミュニケーション取るという手もありますが、私はそこまでコミュニケーション能力が高くないので、一旦話しかけやすそうな人をSlackで探します)

オススメ理由2.会社の歴史を追体験できる

Slackを遡れば過去会話ログを通じて、過去プロジェクトのプロセスを辿ることができます。プロジェクトの目的や結果と合わせて、プロセス(=進め方や当時の状況、意思決定基準)を見ることで、チームの"考え方"や"仕事スタイル"を知る上でとても参考になります!

WAYBACK MACHINEを使い、過去のサービスサイトを見ながら会話ログを眺めたり、社員に語り継がられている転機となった事件やプロジェクトを検索することも、歴史の追体験としてはオススメです!

オススメ理由3.仕事の進め方の見本がある

過去ログには具体的な見本があるので、マニュアルなどと一緒に参考にするとわかりやすくてオススメです。

- スピード感
- 求められるクオリティ
- 利用ツール
- 確認者と確認できるタイミング

など具体的なアウトプットだけではなく、仕事をゴールさせるのに必要(けれども形式化されていない)情報を得ることができます。

オススメ理由4.なんだか社員になった実感が湧いてくる

ここまで大量の過去ログを漁ると、なんとなく「職場に慣れてきた」感じがして、主体的に仕事を進めることに自信が湧いてきます。
入社後半年かけて得る"慣れてきた"感を、2週間くらいで得ることができます!(個人的な気持ちの問題かもしれませんが!)

過去ログを漁るときのポイント

私がSlackを漁るときは、以下ポイントを意識していました。

- 登場人物と役割
- 文章の長さ、スレッドの使い方
- emojiの使い方
- 組織内で使われている共通言語
- 言葉遣いや敬語レベル
- 役職が上の人への絡み方

共通言語は、会社単位、グループ単位、職種単位で存在すると思います。コミュニティで使われている特殊な言葉を探し、「〇〇ってなんですか?」と既存社員に聞くことも話のタネになるのでオススメです。

その他のオススメ

Slackの過去ログを漁ることと同様、その他のオススメも紹介します!

- 社内Wiki内の有名っぽい記事を漁る
- 社内共有ファイル(Google Drive)を漁る
- 役員陣や役職者、同チームメンバーの過去カレンダーを見る
- 面白そうな会議に同席させてもらう

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