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保育園登園までの道のり(長男ver)

以前、朝がめっぽう弱くいつも集団登校の時間ギリギリに走って登校する、長女(6歳、小1)の話を書きました。

今回は、長女を学校に送り出したあとの、長男との保育園登園までの様子を書きたいと思います。

***

長女を送り出したあと、リビングでは長男が
「ぼくの、あさごはん、ないんですけど~」
と独特の口調で訴えています。
長男は早起きが得意な方で、気がつけば食卓にいます。

ただ、そこからがとても長い。

朝食メニューは大抵、牛乳、ヨーグルト、パン、フルーツ(バナナかリンゴ)です。

メニューには少し注意が必要で、
●スティックパン
一口食べて、これじゃなかったと次の一本を食べ出す。
結果、食べかけがたくさん生み出される。
●ジャムサンド
恐ろしい量のブルーベリージャムを塗りたくり、結局あふれてきて大惨事。
●クリームパン
穴を開けて中のクリームを吸い出し、その残骸を残す(母食べる)
●バナナ
少しでも黒くなっていると、食欲減退する。スイートスポットは事前に切除しておく。(美味しいのにね)
●りんご
皮はもちろん剥いておく。(母食べる)
少しでも皮がついていると、
「かわ、ついてるんですけど〜。ぼく、かわ嫌いなんですけど〜」
と言い出す。
なんたって、シャインマスカットの皮まで剥く長男です(皮も含めてシャインマスカットなのに!!)

最近はトーストにして、ブルーベリージャムを塗る量を監視することが多いです。

とにもかくにも、食べるのに時間がかかる長男。
7時半頃に起床しても、食べ終わるのは8時をゆうに過ぎ、気がつけば登園予定時刻になってしまいます。

その横では3ヶ月になった次男がの、
「ブファッッッ」っと今日も快音を響かせ、
「すっきり〜〜〜!」
と言わんばかりの笑顔をみせています。

さささっと次男のおむつを交換。
そしてようやく保育園に行く準備が出来ました。

玄関を出ると、
「あ!ママ、虫おった!ほらここ!み〜て〜よ〜」
と定例報告。
そして、車に乗り込み出発。(前が良い、後ろがいいなどと言いつつ)

保育園にたどり着きました。
ほっとしたのもつかの間、
みかん組さん(長男のクラス)が今にも園外に出かけようとしています。

長男の通う保育園では、朝の時間に近所の公園や神社に歩いて行くことが多いのです。

ああ~~おいて行かれる~~
しかし、長男はマイペースに
「シール貼らないと、なににしよ~」
などと言っています。
(朝の準備などは保護者が行う保育園です)

しかし、母の願いもむなしく。
「え?またおいて行かれたじゃ~ん」
と長男。
誰のせいで、という言葉はぐっとこらえ、
「そうだね、追いかけよっか」
と、3ヶ月の次男を抱っこして、長男と一緒にみかん組さんの後を追いかけます。

「みんな、どこいっちゃったのかな~」
とどこまでもマイペースな長男。
容赦なく照りつける日差しに、顔をゆがめる次男。
今は涼しくなりましたが、夏は暑く地獄でした。
育休中で時間があるとはいえ、出来れば避けたいなぁ。
早く家を出られればいいんだけどね。

そして、公園に到着し、クラスのみんなと合流。
すると、母の足にまとわりつく長男。
「…いかないで。」
…なかなか演技派な長男です。

先生の手前、ははは、と笑いながら、
「いってくるねー」
と血も涙もない母。

「行かないで」なんて言ってくれなくなるのも、
そんなに遠くない未来に訪れるのだろうなと思いつつ。

***

お迎えの時間、
「ゆうくーん、お迎えだよー!ゆうくーん!」
先生にお呼び出ししてもらい、ちらっとこちらを見る長男。
何事も無かったようにやっていた遊びを続行する長男。

「え、今見たよね??しっかりと目視したよね??」

お世話焼きな同じクラスの女の子に手を引かれ、ようやく観念した長男。
「じゃあ、おんぶでおねがいしまーす」
「…しゃあねぇなあ」
駆け引き上手な長男なのでした。


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