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木挽町徒然

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歌舞伎の観劇録を書こうとして、言葉を積み重ねることしか出来ないくせにすべてを記録できないことに絶望するだけの記録
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#読書

秀山祭九月大歌舞伎

最近、中川右介著『歌舞伎 血と家と藝』、郡司正勝著『かぶき入門』を読了しました。いずれも早稲田大学関係者であるのが面白いところ。前者は歌舞伎役者に焦点を当てたもので、色々な名跡についてその歴史を紐解いてくれました。個人的には芝翫、歌右衛門などこれまであまり意識したことのない役者だったり、仁左衛門、羽左衛門など好きな役者だったりの関係性、因縁みたいなものを俯瞰出来て面白く読みました。

また、後者に

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