脱皮
脱皮 だっぴ
香川照之の昆虫すごいぜ が好きで観ていると、
脱皮や変態をする昆虫に 生命の精妙なはたらき 精緻さを感じます。
門は違えど、おなじ生命として 人間も 赤ちゃんの無力状態から
発達を遂げていきます。
息子を観察していて ひたすらに寝たあと(死んでるんじゃないかと思うく
らい深い眠り)
や、ひじょうに活発なモロー反射による四肢の屈伸運動(仰向けでめちゃく
ちゃにダッシュしているような)
のあとで、突然の成長を見せつけられることがあります。
急に喃語でしゃべりだしたり、にこにこ表情がゆたかになったり。
人間も 脱皮するんだね。
昆虫との違いは 中枢神経が巨大で 複雑で精妙で 可塑性に富む
心身の統合器官 であるということ。
あの手足のバタバタ 大騒ぎは さしずめ、 脳の脱皮 というところなんで
しょうか。
残暑の長雨や暑さに どうぞご自愛ください。
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