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短編小説

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比較的短い、掌編、短編をまとめたマガジンです。特にストックなし、その日の思いつきで書いていく予定です。
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幼馴染に「いつかこの手で殺してあげるからね」って言われた件

幼馴染に「いつかこの手で殺してあげるからね」って言われた件

『いつか、この手で殺してあげるからね』

 小さい頃、いつだったか。
 クーレに言われたことがある。
 あれから何年も経過したがまだクーレに殺される気配はない。
 きっかけはなんだったか、俺が彼女の尻尾を踏んだのだろう。
 もちろん精神的な意味であってヒューマンの彼女には尻尾は生えていない。
 いや、裸のお尻を見たことがないので断言できないが。
 殺されそうになるほど怒らせた記憶がないのも、よくわ

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エアイズ王国SS4「初心者講習会」

エアイズ王国SS4「初心者講習会」

「みなさん、見ててくださいね」
「はーい」

 私マリアの掛け声に、みんなが反応する。
 一番下の子は10歳ぐらい。
 逆に一番上は34歳だという。
 総勢15名ほどの初心者さんたちだ。
 今日は初心者講習会なのだ。

「スライムは散弾を飛ばしてきますから、注意してください」
「「「はーい」」」

 散弾は、液体、粘液とでもいうもので、酸性らしい。
 これを服や皮防具につけられると、溶けたり変色し

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エアイズ王国SS3「姉姫様の冒険者」

エアイズ王国SS3「姉姫様の冒険者」

 私マリアと二人は今日も迷宮攻略をするべく、地下へもぐっていた。
 今日の探索では一緒に行動しているパーティーがあった。

「アリス姫様、ここが地下60階、最深部です」

 60階は砂漠フィールドだ。
 見渡す限りの砂が広がっている。
 岩場もあり、小山になっているところもある。

「暑いですね、これが砂漠」
「はい。みんな砂ですね」

 アリス姫様は第一王女だ。
 第二王女がリリー姫様だった。

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