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もしかして、あなたは、後輩にこういう反応をしていませんか?

もしかして、あなたは、後輩にこういう反応をしていませんか?
(ゴードン・メソッドではこういう反応はしません。)

【問題】あなた(主人公)は、他部門の若手社員から相談を受けました。何か深い悩みがあり、退職するかどうかを考えるまでになっているようです。まだ他社を探しているわけではないようですが、このままではいずれ社を離れてしまうかもしれません。

参考) お決まりの12の型
1. 指示「文句言ってもはじまらないから、前向きに考えようよ」
2.警告「今、やめるのは転職に不利になると思うよ。もう少しがんばった方がいいよ」
3.説教 「まずは社会人として一人前になること。文句はそれからだよ」
4. 助言 「私の知りあいの人事部の人に相談することをすすめるな」
5.説得「組織で働くっていうのはそういうことなんだよ」
6. 批判 「どこの会社も一緒だよ。そんなことで悩んでたらきりがないよ」
7. 侮辱「その仕事はじめて半年だよね。まだ退職考えるのは早いんじゃない」
8. 分析「コミュニケーションの仕方が悪いんじゃないかな。伝え方が九割なんだから」
9. 激励「君も大変だよね。応援してるからもうちょっとがんばってみようよ」
10.尋問「それはひどいよね。その問題のやつはどんな風に言ってんだよ」
11.賞賛 「まだ若いのに意志をはっきり持って仕事してるのは立派なことだと思うよ」
12.逃避「まあ、気持ちはよくわかるよ。とりあえず飲みにいこうか」

「お決まりの12の型」は「双方に問題がない時」には良いのですが、「相手が問題を持っている時」に使うと相手が反発したり、守りに走ったり、相手の自尊心が傷ついて、両者の関係が悪化する可能性が高いのです。

ゴードン・メソッドでは
相手が問題を持つケースでは、
① 問題を取り上げず
② 能動的に傾聴し
③未来の質問をする

こんな感じです。⬇︎

若手「先輩、わたし、今いろいろ悩んでて、退職まで考えてるんです」

「そうか、それは大変だね。会社をやめたくなるようなことがあったんだ」
若手「はい。実は課長との関係がうまくいってなくて。まともにクチも聞いてくれないんです」
私「そうなんだ。上司とのコミュニケーションで悩んでるんだね。それはつらいね」
若手「そうなんです。この会社のことは好きなんですけど。まあ、課長もいろいろ大変みたいですが」
私「そういう風に感じることが何かあった?彼って赴任したばかりだよね」
若手「はい。部長にすごいプレッシャーかけられたみたいで。目の色が変わっちゃってて」
私「そうなんだ。君の部は業績が芳しくなくて、いろいろ大変だっていうのは聞いたことあるね」
若手「私だけじゃなく課全体が暗いのはそのせいですね。課長はそれを一人で溜め込んでたのかな」
私「彼は責任感強いからね。溜め込んでるのかもね。なにかチカラになれそうなこととかある?」
若手「私、貢献できそうなことがひとつあります。明日、課長に提案してみよう。話はそれからですね」

☆☆☆☆☆
こんなゴードン・メソッドは色々と勉強になりますね😅

#ゴードンメソッド

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