打倒ストレス社会!騙されない求人広告の見分け方(削除の可能性あり)
広告というものは昔から誇張して書く必要がある。
でもそれは決して悪いことじゃない。
スッピンがブサイクな女性が濃い化粧をするのと同じで、いかに魅力を伝えるかが重要だからだ。
いわば、表現力を最大限に活かしたプラットフォームなのである。
転職を繰り返している人の特徴として“想像と違った”という理由をよく聞くが、まさに
付き合ってからスッピンを見て幻滅した彼氏
である。
では、求人広告のお化粧とは例えばというものがあるのか?
・週休2日制 土日休み
・月給30万〜(試用期間あり)
・入社祝い金10万円
一見、なんの問題もない表記に感じるが、実はかなりお化粧されている。
先に断っておくが、求人サイトに校了されている記事に違法性はない。
しかし、意味を理解してる・してないではいい求人に巡り合える可能性が高くなる。
では先ほど挙げた3つの表現を解説していこう。
週休2日制 土日休み
これはお化粧というより周知の事実なのだが、知らない人が多すぎる。
ググると下記のように出てくる。
週休2日制とは
「1年間を通じて、2日休める週が月1回以上あり、他の週は1日以上の休みがある」という休日制度のこと。
つまり、週休2日制の土日休みとは月に1回でも土日の連続した休みがあれば、あとが単休でも求人広告に記載できるのだ。
つまり、月5~7日しか休みがないなんてこともあり得るわけだ。
そうなると、こういうカレンダーもありという事になる。
なんと、年間休日62日!!※2020年
さすがにこれは極端すぎるが、物理的に有り得る話なのだ。
毎週土日が休みですよ~!と宣伝している表記は”完全週休2日制”と表現されている。
つまり
プライベートな時間を大切にしたいなんていう人は”週休2日制”を選んではいけないのだ。
そういうところを知っているか知っていないかで、条件の良い会社に入れる力が身につく。
月給30万〜(試用期間あり)
これはまず、試用期間は契約社員ということを認識しなければならない。
試用期間というのは契約期限の定めがある契約だ。
試用期間は、使用者が労働者を本採用する前に試験的に雇用する期間である。 一般的に、雇用契約の締結前にその企業における労働者の能力や適性を使用者がすべて評価することは極めて難しい。そのため、実際に労働者を採用してから働かせてみて、使用者が労働者の適性を評価・判断するための期間として用いられる。
ほとんどの場合が1〜3か月間の契約である。
そして注目すべきは“月給30万〜“という部分だ。
この表記であれば最低30万円からと認識するはずだ。
確認すべきは、試用期間中の給与と正式登用後の給与である。
試用期間中は月30万でも、正社員になってから実績に応じてという名目で、最低賃金レベルまで給与を下げて雇用することも可能なのだ。
ちなみにこちらも労務的にまったく問題ない。
なぜなら、雇用契約がそもそも変わるからである。
試用期間を契約社員と認識していないと、痛い目を見るかもしれない。
・入社祝い金10万円
これは単純な話だが、入社してきた人がすぐに辞めてしまったら、会社として損失でしかない。
つまり、お金に目がくらんで入社しても、受け取るまでの条件が厳しい会社もあったりするのだ。
例
・入社して3ヶ月後の給与で支給。
・係長の実績を達成したら支給。
こんな感じで条件があることがほとんどだ。
すぐに受け取れると思って入社する人はかなり多い。
まとめ
搾取されずにいい求人に出会うには
1,求人表記を理解する
2,雇用契約を確認する
3,特典の条件を確認する
この確認3項目を守って、自分の納得のいく転職活動をしましょう!
会社なんて世の中にいくらでもあります。
諦めなければ必ず
あなたを認めてくれる会社に出会えます!
END
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