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【アメリカ留学#8】英語でなかなか話せないのは、話す話題を持っていないからかも?

こんにちは。早川琢也です。

アメリカから完全帰国して気づけばもう半年近く経ちます。

生まれ育った日本はやっぱり住みやすく、日々の食事とお風呂のありがたさを感じています。


同時に、僕が留学していたテネシーも時々恋しくなります。

ゆったりとした空間と空気感、出会った友人とそんな彼ら彼女らと英語で話す機会。

日本もアメリカもどちらも良さあり課題ありなので、優劣はつけません。

それぞれの国や地域に良さがあると思うので、そこで得られる良さを楽しめればそれが一番だと思います。


さて、本題に入ります。今回は久しぶりの英語ネタです。

話題に至った理由は、先日友人と彼の知り合いの英語学校の先生と話していた時に色々と思うことがあったので、それをまとめようと思ったからです。

この話題のテーマは「ある程度英語を学んだ人が英語が話せないのは、英語力よりも英語で話せる話題や聞かれたことに対する自分の考えを持っていないからでは?」です。


もし、この記事を読んでいる方で

「英語が出来ない」

「英語でなかなか話せない」

といった課題をお持ちであれば、これらの事を聞かれた時に日本語でどう答えてどんな話が出来そうかを考えてみて下さい。

・日本の良さって何だと思う?
・何で日本人って街の中でも規則正しくルールを守れるの?
・日本人はどうして人前で恥ずかしがるの?
・日本でプロ野球の人気があるのはどうして?

これらの問いかけ1つ1つに意味がるわけではありません。

ですが、一応の意図としては「普段あまり考えないような事」だったり「日本にいると何気ない事」は想定しています。


どういう事かと言いますと、海外では現地の人と話しているとこんな話題で会話をする機会が多く、このような問いかけに自分が意見を持っているかどうかは、英語で話せるかどうかに関わってくるからです

例えば、「日本でプロ野球が人気なのどうして?」と聞かれて

「ん〜、よく分からない」って言ってしまいがちかもしれません。

実際に、
「昭和の時代からあるプロスポーツだから」
「高校野球が盛んで、甲子園に出たような選手がプロに進んでその選手を追いかける人が多いから」
「平日に民放でも放送される事が多いから」

など、理由はいくらでも挙げられます。

ですが、どれが正解か何て分かりません。

正解かどうかなんて分からないので、「私はこう思う」と自分の考えに一番近い理由を伝えたら、そこから会話を膨らませることが出来ます。

そして、その自分の考えがあれば、あとは英語で話すだけです。


恐らくですが、英語をある程度勉強して単語や文法も理解して、リスニングも頑張って聞けるようになった。

「さあ、どれくらい自分が話せるようになったかな?」とネイティブの知り合いと会話をしてみたけど、聞かれた事に全然答えられなかった。。。

こんな経験があったのでは?と推測しています。


ですが、これは私も留学していた頃何度も経験していることでもあります。

語学学校に通っていた頃は、

「日本の宗教って何?」から始まり、

「今、神道ってどんな位置づけなの?」

「日本は仏教なのにどうしてクリスマスがあるの?」

など、日本にいた頃はあまり考えなかったような事について話し合う機会が結構ありました。

このような質問をされてから、自分なりに調べて自分が分かる範囲で答えられるだけの考えは持つようにしました。


先日の友人との話の中でも、「英語で雑談する時間が、実はものすごい英会話の練習になる」といった話題になり、この会話の延長で冒頭の話題にも発展いた、という経緯です。


英語の勉強とは直接関係のない部分かもしれませんが、英語は「英語を使う理由」があって初めて役に立つ物だと思います。

もう一歩踏み込むと、「自分が英語を使ってどんな情報のやりとりをしたいのか?」が無いなら、無理に英語を学ぶ必要もないと思います


ですが、こう言ってしまうと

「いやいや、英語が出来ないとこの先困るから」

と思う人も多いでしょう。

だとしたら、英語が出来ないと困る理由を改めて挙げてみて下さい。

・仕事のため?
・日本語が苦手なご近所さんを助けるため?
・彼氏彼女と英語で話したいから?
・論文を書くのに必要だから?

理由はそれぞれだと思いますが、理由はどうあれ

自分が達成したい目的を果たすために英語が必要だから英語を学ぶ

という位置づけにすると、英語を学ぶ意欲や姿勢が変わって、

結果的に今よりも英語で話せる事は増えると思います。


少しでも英語を勉強している人に役立ててもらえたら嬉しいです。


早川琢也

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