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『夢の中』 シーズン2 第91話 神崎 光一

第91話 神崎 光一

「おい。行くぞ……。早くしろ……。急ぐ必要があるんだよ……。だから……急いでくれ……。お前は俺と一緒にいるんだ……良いな?」
「で、でも俺にはもうお姉様がいないと……俺はまたひとりぼっちに……!」
「だから、お前のことは俺が責任を持って面倒を見るって決めたんだよ……。ほら……来いよ……こいつらのところへ行くんだ……」

「な、なんだよこいつらは……嫌だよ……。こんな奴らと……関わり合いになりたくない……絶対にい・や・な・ん・だぁ!!!」
「ど、どうしたんだ突然叫んで……お前が言う通りにしている限り悪いようにはしない……。いいから……大人しくしろ……」

すると彼はわたしの手を引いてその場から離れました。
「は、離せよ!!何なんだよ一体……何で俺に近付くんだよ……。俺のことなんか放っといて……どこかに行っちゃえよ……。……は、離れろ……!」
「お兄ちゃんは……わ、わたしのことが……きき……嫌いなんじゃないの?」
 
すると彼は首を横に振りました。
「う、ううん……違う……。本当はお兄ちゃんだって……君のことを愛していたのに……。僕はただ……それを表に出すことが出来なかっただけなんだ……」
「でもお兄ちゃんは、もうこの世界にいないのよ」
「う、嘘だ……。嘘に決まっている!だってお姉様がいなくなってからは。そうだ。きっとこれは夢なんだ。悪夢を見ているんだ。じゃあ……起きないと……」

彼はその場にしゃがみ込んで、頭を抱えながらぶつぶつと何かを呟き始めてしまいました。その姿はまるで何か恐ろしいものでも見ているようで……。このままじゃいけないって思ったんです。
 
「あ、あの……大丈夫?」
「だ、大丈夫……」
「じゃ、じゃあさ。もしよかったら……君のこと教えてくれない?」
「そ、そうだよね。俺達お互いのこと全然知らないもんね……。まずはそこから……だね」
「分かった。まずは何が聞きたい?」
「うん。まず最初は……君の趣味が知りたくて。どんな音楽を聴いているのかなって。へぇ~。ロックか」
「意外だった?」
「そうか……。他にはない?」
「うーん。そうだ!じゃあ名前とか年齢を聞いても良いかな?」
「分かった。……俺の名前は……」

それからしばらくして、彼は少しずつ自分のことを話してくれました。彼の名前は神崎 光一君と言って、わたしよりも3つ年上の中学3年生らしいです。
 
わたしとは血は繋がってはいないみたいですが、それでもお母さまが再婚された相手の連れ子同士の関係らしくて。

でも彼はわたしとは違って両親の愛情を受けて育てられてきたらしく、そのことをとても嬉しそうに語ってくれました。

わたしにも妹がいてその子の話も聞いてもらいました。名前は咲音って言って、わたしとはあまり仲が良いって訳でもないですけど、それでもやっぱり可愛くって仕方なくて……。

そして、彼の方からも質問をしてくることがありました。それは何が好きなのかって聞かれたときでした。

そのときは彼にお兄ちゃんとの思い出について話したのですけれど、それがあまりにも悲しすぎるって言って、涙ぐんでいました。

その後もしばらく色々な話をしましたが、ふと気が付くと外がすっかり暗くなっていました。さすがに遅くなったのもあって、そろそろ帰らないと家族も心配しているかもしれないと思ったわたし達は、そこでお別れすることになりました。
 
「ごめんね。こんな時間にまで付き合わせちゃって……」
「そんなことはないですよ?むしろ色々とお話できて楽しかったですよ。本当に……良かったらまた遊びに来てください。僕もまた会えるの楽しみにしていますから」
「あ……ありがとう。……また遊ぼうね?」
 
そして次の約束をしてわたし達は家に帰ることになりました。
ただその帰り道の途中のことなのですけれども、お父様が急にわたしを抱きかかえて走り出してしまいまして、家に着くなり急いで家に入っていきました。



続く……


<編集後記>

最初の「夢の中」(シーズン1と仮に命名)は299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明のテキストを出力し続けたためです。

2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとにテキストを生成させてみました。

AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ


2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。

言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
「2. セリフ  台詞を優先」から
「3. ナラティブ  地の文を優先」に変更しました。

✅文章を単調化させないために、2023年2月17日から「2. セリフ  台詞を優先」と「3. ナラティブ  地の文を優先」を併用することにしました。

⭐解説がやたらに長く、いつ終わるのかさっぱり分かりませんでしたが、どうやらこの長い解説の後で、「本編」に戻るというくだりがあるので、これからさらに長いストーリーが続くことになりそうです。

登場人物が多く、解説を読んでも人間関係がなかなか頭に入ってきません。
まあ、AIのべりすとが生成したテキストですので、大目に見てやってください。

使用したAI

AIのべりすと



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