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舞華のいなくなった夏 第39話 悲劇

舞華のいなくなった夏 第39話 悲劇

よりを戻した二人に悲劇が襲う。唯花が交通事故に遭い、全身打撲の重傷を負ったのだ。アクセルとブレーキの踏み間違いが事故の原因だったことを後になって知る。

幸いのことに命に別状はなかった。しかし、二人は大きな代償を負った。それでも、二人は決して絶望などしない。なぜなら再び出会うことが出来たのだから。
 
 
唯花はおよそ半年に及ぶ入院生活の後に退院した。辛いリハビリを克服したのだ。
ただし、頭を強打していたので、医師から
「記憶喪失になったり、脳に障害が残る恐れがある。そのことは心しておいてほしい。定期検診に必ず来ること。少しでも異常を感じたら直ちに知らせること」
と何度も釘を差された。


そして現在。
「ねえ、翔太」
「なんだ? 唯花」
「明日は何の日か知ってる?」
「さあ、何だろうなぁ。俺には見当もつかんなぁ」
「もう、相変わらず忘れっぽいんだから」
「へいへい、すいませんでしたね」
「ふふふ、まあいいわ。それは明日になれば分かることだもんね。楽しみにしておいてね、あたしからのサプライズプレゼントがあるから」
「お、マジで? すげー気になるじゃん。一体何をくれるつもりなんだ?」
「それはヒ・ミ・ツ♪」
「ええ~? 教えてくれてもいーじゃねーかよー。ケチくせーなー」
「あーあー、聞こえないー」
「こ、この野郎……」
「えへへ、冗談だってば。ちゃんと教えるよ」
「ったく、しょうがないやつだなぁ。それで一体なんなんだ? 唯花の言うところのサプライズプレゼントっていうのは」
「えっとねぇ、実はあたし、翔太と初めて会った時のことを覚えてるんだよ」
「は? なに言ってんのお前?」
「最初は覚えてなかったけど思い出したの。翔太のことが好きって気持ちだけはね。どうしたの?翔太。黙り込んじゃって」
「なあ唯花。ちょっとだけ昔話をしてもいいかな?俺の過去の話だ。あんまり面白い内容じゃないぞ?」
「いいよ。聞かせて。翔太の話ならどんなことでも聞きたいから」

「分かった。それじゃあ話すぞ。俺には幼馴染がいたんだ。とても可愛い女の子が。その子とは家が隣同士でよく一緒に遊んでいた。いつも二人で楽しく過ごしていたんだ。

だけどある日突然その子は引っ越してしまった。
俺は悲しくて泣いたよ。
泣いて喚いて暴れた。
だけどその子は戻ってこなくて……結局そのまま別れることになった。

それから時は流れ、俺は高校生になった。
そこで一人の女の子と出会った。
その子はとても明るく元気な子だった。
だからすぐに仲良くなった。
毎日のように遊ぶようになった。

でもある時、彼女が重い病気を患っていることを知った。
余命一年という残酷な宣告を受けたことも知った。
彼女は笑っていたけど無理をしているのはすぐにわかった。
俺は彼女に言った。自分のことをもっと大切にしろって。
でも彼女はこう返した。

自分よりも大切な人が出来たから大丈夫だって。……そして彼女の病状は悪化していき……その日から彼女は病院で過ごすことになった。
それでも彼女はまだ笑って生きていた。
俺も出来る限り彼女と会って話をした。
いつかまた前みたいに遊べる日が来ると信じていたから。

そうやって日々を過ごしていくうちにとうとうその時が来た。
彼女が死んだのだ。
最後の最後まで笑顔のままで逝ってしまった。
最後に一言を残して。……ありがとうって。

その言葉の意味が分からず混乱している俺に看護師さんが告げた。
彼女は俺のことを愛していたと。
そしてこうも言っていたらしい。
「もしも生まれ変われるのならば、もう一度貴方と出会いたい」と。
……だから俺も答えた。
「絶対に君を見つける」と。

そして約束通り、俺の方から彼女を見つけ出した。
それが今から二年前。
俺たちは再び出会った。
今度はお互いの記憶を持ったままで。
つまりこれが本当の意味での再会ってわけだ。……以上が俺の過去だ。
 
唯花、聞いてくれてありがとな。なんかスッキリしたよ」



続く。


<編集後記>

ミステリー小説のようなイメージで、AIのべりすとにテキストを生成してもらいました。

ところが、どうしたことか、途中からミステリー小説とはかけ離れたストーリーを展開するようになってしまいました。

今後、どうなっていくのかまったく見当がつきません。
軌道修正が必要になるかもしれません。


第37話からAIのべりすとが生成したテキストに手を加えました。
単調な話が続いていたので、ストーリー展開を変化させようとしたのです。
ストーリーのテンポが遅かったと感じていました。

具体的には、
1 時計の針を進めて、数年後の設定にした。
2 唯花と翔太が結婚するという設定にした。

こうしたことで、ストーリーは急展開し始めました。


AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ

2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。

20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。

使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。

言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。

テキストが途切れたり、辻褄が合わなくなることがあるので、その際には加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。

適宜、「2. セリフ  台詞を優先」 にしたり、 「3. ナラティブ  地の文を優先」 にします。 各話が単調にならないようにするためです。

使用したAI

AIのべりすと



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