Bing AIに質問 回答は? Vol.002
Bing AIに質問 回答は? Vol.002
MicrosoftのBing AIに実装されているChatGPTに質問したら、どんな回答をしてくれるか試してみることにしました。
はたして、Bing AIはきちんとした回答をしてくれるか、それともピント外れな回答になるのか?
ただし、質問に対する回答が求めていたものに近いものになるどうかは、私の質問力にかかっていると自覚しています。
質問の仕方として下記のように考えてみました。
これで十分であるかは現時点では断言できません。
質問を続けていくうちに、新たな方法が見つかるかもしれません。
質問の仕方
①的確であるか
②具体的であるか
③深掘りしているか
ひとまず、この3点を念頭に置いて質問してみました。
質問 1(004)
データサイエンティストは主にどのようなことをする職業ですか?
AIの進化に伴い、データサイエンティストの需要が増加すると考えています。ところが、世界的に見てもデータサイエンティストの数はまだ少ない印象があります。
そこで、まずデータサイエンティストとは何かについて質問してみました。
Bing AIの回答は(004)
データサイエンティストの主な業務は、大きく「データ収集・整理」「データ分析」「課題解決」「レポーティング、提言」の4つに分類できます1。データサイエンティストは、複雑で膨大な情報「ビッグデータ」を分析し、ビジネスに活用できる知見・情報を引き出す専門家です2。スキルとしては、プログラミング言語や統計学、機械学習などが必要とされています3。
感想
AIはビッグデータの収集・分析に優れていますが、今現在は感情に対しては理解できていません。ひらめきやセレンディピティ(素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること 出所: Wikipedia)は人間が持つ能力です。
また、AIはネット上に公開されているデータを収集します。当たり前のことですが、人間の脳の中にある情報は収集できません。
そのため、「本当の情報は脳の中にある」と言う人もいます。
一理あると思います。
ただし、AIがこのまま進化していくと、喜怒哀楽の感情や何を考えているのかでさえ、読み解くことができるようになるかもしれません。
恐ろしい社会が到来することになりかねません。
AIが心の中まで分かるようになると、権力者がこれを使うことで独裁を強めることができるからです。
「おまえはこんな危険思想に囚われている」
と勝手に解釈し拘束することが可能になってしまいます。
法律の改悪を加速する要因にもなります。
質問 2(005)
データサイエンティストは世界で何人くらいいますか?著名な人は?
引き続き、データサイエンティストについてもう少し詳しく知りたいと思い追加質問をしてみました。
Bing AIの回答は(005)
日本においては、データサイエンティストの育成が始まったばかりであり、人数は不明ですが、米国では年間4000人の統計学の修士が生まれていると言われています1。著名なデータサイエンティストとしては、Andrew Ng氏やDJ Patil氏、Hilary Mason氏などが挙げられます2。
同じ質問(質問 1と2)をスマホでも試してみました。
同じ結果が得られるのか、それともかなり異なる結果になるのか確かめたかったからです。
感想
PCとスマホでは回答の結果がかなり異なることが分かりました。
参照した元データが異なっていたのかもしれません。
尚、著名なデータサイエンティストが13人と書かれていますが、実際には8人でした。Yann LeCun氏以下5人がその並びで重複していたからです。
質問 3(006)
スマホとPCで同じ質問をした場合、回答が異なることはありますか? あるとしたらその理由は?
質問 2で異なる回答を得たので、その理由を尋ねてみました。
Bing AIの回答は(006)
スマホとPCで同じ質問をした場合、回答が異なることがあります。その理由は、主に2つあります。1つ目は、デバイスによってGoogleの評価基準が異なることです。2つ目は、検索結果を決定づけるアルゴリズムが異なることです123。例えば、スマホでは検索結果の上位に表示されるサイトが、PCでは下位に表示される場合があります。また、スマホでは検索結果の上位に表示されるサイトが、PCでも上位に表示される場合もあります。このような違いは、Googleのアルゴリズムによって決定されます。
感想
スマホとPCで同じ質問をした場合、回答が異なる理由がよく理解できました。
質問 4(007)
シンギュラリティは2040年頃と予測されていましたが、このままAIが進化し続けると、2025年にはAIが頭脳を超越してしまうと指摘している人たちがいます。実際にはどうなのでしょうか?
AIの進化は加速度的に進化しています。人間の手には負えない状況になりかねないことを危惧する人たちがいます。
しかし、どんなにAIが進化しても人間に取って代わることはないと私は考えています。
その根拠は、AIはどんなに膨大なビッグデータを扱っていても、喜怒哀楽の感情表現は表情だけでなく、言葉でも理解できません。動くこと、行動することもできません。
「人型ロボットがあるじゃないか」という指摘がありそうですが、人型ロボット顔や表情を人間に近づければ近づけるほど、違和感や気持ち悪さが出てきます。
あるロボット研究者は、上記の理由で完璧な人間の顔や表情にすることをやめていると語っていました。技術的にはできるそうです。
人間の顔も身体も左右非対称であることも関係しているのでは、と勝手に考えています。腕の長さや太さも左右で異なりますね。腕力も異なります。
Bing AIの回答は(007)
シンギュラリティとは、人工知能が人間の知能を超える時点を指します。2040年頃に到来すると予測されていましたが、AIが進化し続けると、2025年にはAIが頭脳を超越してしまうと指摘している人たちもいます. ただし、シンギュラリティについては、科学的な根拠が不十分であるため、予測はあくまで予測に過ぎないという見方もあります。
感想
私たちはAIに支配されないように注意深く対応していく必要があります。
AIが暴走しない保証はありません。悪意を持った人がAIをコントロールしてその他多くの人たちを支配することがあってはならないことです。
昔はSF小説や映画の世界であったことが、次々と実現しています。
例えば、空飛ぶ自動車です。
大阪万博でお披露目されるという話があります。
法律改正や空域の管制をどうするかなど課題は山積していますが、技術的にはもうクリアしています。
モノの進化は急激ですが、人間は退化してきているのではないか、と心配になる時があります。
「自調自考自働」が疎かになってきているからです。安易な道を選ぶ傾向が強まっているからです。
知らなかったり、疑問に思ったら、まず自分で調べるという態度が大切です。調べる気があればChatGPTやChatGPTが搭載されているBing AIなどで質問すれば回答が得られます。最初の回答に納得できなければ、納得できるまで何度でも質問できます。
そして、一定の回答が得られたら、次には自分で考えることです。
AIはこう回答したが、本当にそうなのだろうか、と考えるのです。考えて考えて考え抜きます。
そして、自ら働き、また周囲の人たちに働きかけることです。
それが、「自調自考自働」です。
先程、「人間は退化してきているのではないか」と書きました。
自分で考えるということを放棄しているのではないか、と感じることがあります。善悪の判断もできない。短絡的に行動する。何でも短縮形にしてしまい、本来の意味を理解していない。
ネット社会なので自分の行動が一瞬でSNSで拡散され、人生を狂わすことさえあります。顔も名前も晒されます。そうした行為をする人間も無責任極まりないです。
私は自分の顔写真(少し若い頃のものもありますが)を表に出し、実名でSNSで投稿しています。著名人ではないので誹謗中傷を受けることは滅多にありません。
過去に一度だけ辛辣な批判をされた経験があります。
私のブログを見て、「パクリじゃないか!」と批判したのです。
私はブログを書く場合には、基本的に元データ(出典元)があり、その記事を材料に自分の意見を交えて書くというスタイルを取っています。
このスタイルは note に投稿する場合もまったく同じです。
批判した人は、それを「パクリ」と言ったのです。出典元を明示しているのにも関わらずです。事実(出典のデータ)と意見を明示しています。
しかも、その批判者が狡いのは、自分の顔、名前、ブログ、私が返信するための手段をなくしていました。こちらから反論することができませんでした。その人物は自分を安全圏においていたのです。私からの反論をかわすためです。
以前、私が私淑する大前研一さんが自著に対して、ある人物(匿名)からアマゾンレビューで誹謗中傷を受けたそうです。
大前さんは、その人物に連絡を取り、「話し合おう」と提案したそうです。ところが、その人物は逃げてしまい、結局そのままになってしまったそうです。いっぱしの批評家ぶって批判したが、反論を恐れて逃げたのです。
自分の発言に責任を持つのが、年令に関係なく大人です。それができない人は大人子供(見た目は大人、中身は子供)です。精神が未発達の人です。
下記のBing AIを使用しました。
🔷編集後記
少し熱くなってしまいました(苦笑)
批評するのは良いことです。ただし、自分の言葉に責任を持つということを常に念頭に置くことが重要です。
そして、批評するなら相手が反論できるようにいつもドアを開けておくことです。
それが大人の対応です。
⭐回想録
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