【アリス・スカーレットの秘密】第3話 世界の終わり?
⭐世界の終わり?
昼休み、彼女に呼ばれた僕は笑顔で答えた。
「じゃ、先に帰ってるね」
と付け足した。
これはいわゆる「告白」というやつだろう。僕たちの関係は始まったばかりなのに早くもゴールインとは、嬉しい限りだ。
しかし彼女は困り果てたような顔をした。
「ち、違うわ。あなたには大事な用があるから来てちょうだいと言っただけ」
その表情に偽りはなかった。
「あ、そっちね」
少し残念だが、まあいい。きっといつかは本当の恋人同士になれるはずだから。
そして迎えた放課後、言われた通り屋上へ向かうと彼女はもう来ていた。
「話って何かな?」
と聞くと、彼女は急に大きな声で
「私と一緒にこの世界を終わらせて欲しいの!!」
と叫んだ。
「…………はい?」
思わず聞き返してしまうほど驚いた。まさか世界が終わって欲しいと頼むなんて。しかもその理由はただ退屈だからということらしい。僕は即答した。
「いいよ」
「ほんと!? ありがと!」
と彼女は喜んだが、すぐにあることに気づいた。
「でもさ、どうやって終わらすつもりなの?」
僕たちは学生なのだ。当然授業はあるし、テストだってある。そんな状況の中で世界を壊せるほどの大爆発なんかどう考えてもできるわけがない。
「ああ、そんなの簡単よ。私がこの学校に爆弾を仕掛ければいいの」
「はい?」
再び聞き返すと、今度は淡々と説明を始めた。
「この学校は今日爆破されるの。私はそれを止めようとしている教師の一人ってわけ」
なるほど、つまり
「じゃあ僕はテロリストか」
彼女はコクリと小さくうなずいた。確かに彼女の言っていることは間違ってはいないが、一つ大きな問題が残っている。それは僕の正体だ。もしも彼女が僕が犯人だと知ってしまったら、一緒にいるどころか一緒に死ぬことすらできないかもしれない。
「あ、心配しなくても大丈夫よ。ちゃんとあなたのアリバイは作るから」
彼女はそう言って僕の頭を撫でてくれた。僕はそれに身を委ねていたが、ふとあることに気づいてハッと顔を上げた。
「ん? どうかしたの? あ、そういえばまだ自己紹介がまだだったよね? 私の名前は……」
そう言うと僕の口の前に
「ストップ!」
と言いながら人差し指を立てた。
そしてクスッと笑って
「やっぱりこういうのは自分で言わなくちゃね」
というと一呼吸置いて自分の名前を口に出した。
「私の名前はアリス・スカーレット。そして、私の彼氏の名前は……吉井明久」…………はっ
「ちょっと待ったーーーーーー!!!」
危ない! このままでは
「吉井くん」
と呼びかけられるところだった!
「なにやってるんですか! ダメですよ! 僕の本名は絶対に言っちゃだめです! お願いします!」
と全力でお願いすると、しぶしぶ納得してくれたようだ。ほっとしたのも束の間、今度は彼女が自己紹介を始める。
「それじゃあ改めて。初めまして、私の名前は吉井明乃。そしてあなたの彼女よ!」
と笑顔で言うと、こちらを向いて
「よろしくね、ダーリン♪」
と付け加えた。
こうして、僕の楽しい学校生活が始まったのである。
続く……
✅小説の概要
🔴この小説は「AIのべりすと」にタイトルとプロットを入力し、出力された文章に加筆修正を施し、編集したものです。
その意味で「AIのべりすと」と私の共作ということになります。
もちろん「AIのべりすと」の比重のほうが高いです。
『セレンディピティの夜』が想定外に早く終了してしまったため、新たに『アリス・スカーレットの秘密』をスタートさせました。
展開が全く予測できないのは、『セレンディピティの夜』と同様です。
🔷「AIのべりすと」側の都合で、あるいは私の都合で突然終了となる場合があります。ご了承ください。
✅「AIのべりすと」の設定について書いておきます。
「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。
使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3 → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)
このモデルを使い、小説を生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。
1. デフォルト AIに好きに書かせます
2. セリフ 台詞を優先
3. ナラティブ 地の文を優先
この3つの設定の中から一つを選び、AIに文章を生成させます。
途中で設定を変更することは可能です。
ただし、結果がどうなるかは保証できません。
いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
ただし、修正はかなりの労力を必要とします。
そうなった場合には、自分で書き直したほうが速いかもしれません。
「2. セリフ 台詞を優先」にしました。
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