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改ざん|忘れられない大恋愛

私が思う大恋愛は、19くらいの頃のこと。

お互いに未熟過ぎて実らなかった。記憶も断片的で、ここで語れるエピソードもない。

ごくごくまれに、「今どうしてるかな?」と彼を思うこともある。 

当時はSNSもなく、電話番号も変わって、共通の友だちも疎遠になっている。現状を知りようがない。「知ったところで、どうこうしないしな」という考えに終着する。

その程度だから「大恋愛」ではないはずだけど、「忘れられない恋」というと彼を思い出す。きれいな記憶。あやふやな記憶ほど、かんたんに書き換えられる。



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