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FUJIFILM X-T30Ⅱという歯痒さ。

2023年の3月、FUJIFILM X-T30Ⅱというカメラを手に入れた。
唯一無二の色作りは本当に美しい。
でも歯痒さもあるよねって話。

購入経緯

α7ⅢとオリンパスのE-PM2で写真を撮っていたんだけど、娘の誕生に合わせてそれなりに撮れるサブカメラが欲しいなと思ってFUJIFILMのカメラを検討していた。
かなり吟味してX-S10、X-E4、X-T30Ⅱまで絞った。
で、たまたまX-T30Ⅱを安く譲っていただける機会に巡り会えた。
とても素敵な写真を撮るカメラマンでLovegraphでも大活躍している。
そんな方からXF23mm F2の単焦点を着けて安く譲っていただくことができた。
その節はありがとうございました。

FUJIFILMの色

そもそもFUJIFILMを選んだ理由は「フィルムシミュレーションを使いたい!」というものだった。ほんとこれに尽きる。
娘の写真をたくさん撮りたいとは思いつつも、レタッチする時間は確保できない。
それならカメラ内で色味が調整できるカメラを買えばいい。
そう思ってFUJIFILMに決めた。

で、実際使ってみてFUJIFILMの色味は本当にキレイで最高に楽しいと感じている。
肌の色や質感も素敵だ。
レタッチなしでこの色を体感できるFUJIFILMには唯一無二の価値があると思える。
予定通りレタッチしなくても良いと思えるくらいに納得がいく色味だった。

既存のフィルムシミュレーションを楽しんだり、ネットで拾ってきたカスタムシミュレーションを設定してみたり、デジタルでフィルムの色味を様々楽しむことができる。

素敵だよこいつ。今めちゃくちゃ使ってる。

ほどなくしてXC35mm F2のレンズも買い足した。
フルサイズ換算52.5mm、それなりにボケて心地良い。

歯痒いかも

ただ、ただね、AFが、、、。
AFがα7Ⅲのそれとは違う、、、たまたまかもしれないけど外すことが多い、、、気がする。
設定を色々いじって調整してみてもなんだかハマらない、、、気がする。
特にハイハイで奥から手前に迫ってくる齢6ヶ月の娘にピントが合わない。
カメラと被写体の距離が近い室内での撮影で、かつ不規則な動きをする被写体は難しい条件ではあるものの、α7Ⅲでは不満がなかった。
X-T30Ⅱでは瞳AFの検知は粘りがなくさらっとしている印象だ。
SONYのAFは他社と比較しても高性能とは聞いていたけれど、α7Ⅲの発売は2018年でX-T30Ⅱは2021年の発売で3年新しい。
廉価モデルではあるものの中身はほとんどX-T一桁シリーズと同じようなものだと認識していたから、ほんの少しだけ歯痒いかも。

いつか娘に使ってほしい

まぁそれでも楽しいからいいんだよね。
SONYのAFがとんでもないってことなだけで、このカメラのAFももちろんグッドだ。
そもそもAFの性能に関しては確認不足だった自分に非があるし、前述した場面以外では全くもって不満がない。
気に入りすぎてハンドグリップも追加で購入した。
さらに撮影しやくなって快適そのものだ。

フィルムシミュレーションは唯一無二だしFUJIFILMの色使いは撮って出しでも楽しめる。
このカメラを買ってFUJIFILMの作るカメラが大好きになったし、チャンスがあれば他のカメラも手に入れたい。
散歩や旅行に持って行くなら間違いなくこのカメラだ。

娘の誕生に合わせて追加購入したこのカメラ、いつか娘が写真を撮りたいと思った時に使ってくれたらなぁ。

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