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地域創生・地域ブランディング界隈noteまとめ

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地域創生・地域ブランディング界隈のニュースや事例分析の他、マーケティングやデザインなど地域活性化やまちづくりに役立つnoteをまとめております。
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#地域

ローカルメディアに求められる「編集」とは何か|尾内志帆|【ブックレビュー】

地域に根付き、多様な人をつなぎながら継続するための考え方とノウハウを解説した『ローカルメディアの仕事術』。「住まいマガジン びお」編集長の尾内志帆さんによるレビューです。 「地域×編集」というテーマで特集される記事や媒体が目につくようになった。実際、都市から地方へ移住する編集者や、ある地域へ足繁く通う編集者ともよく出会う。かく言う私も、昨夏に15年住んだ東京を離れ、浜松市へ拠点を移した。全国にある地域に根ざした工務店の広報担当者とともに、自社メディアやSNSをローカルメディ

「地方創生」の勝ち負けを分けるモノ

昨年度より、地方創生支援人材として北海道奈井江町に派遣されています。最近インフレ気味に使われている「地方創生」という言葉ですが、ハッキリと定義できているでしょうか?「地域活性化」「地域づくり」「地域おこし」といった言葉とごった煮で使われがちな傾向ですが、こういった霞ヶ関発の政策スローガンには明確な目的が存在します。 「地方創生」とは急激な高齢化と少子化といった人口構造の変化や、地方における財政ひっ迫と税収低下といった財政構造変化に対して、再編的施策を考えていく取組みとなりま

場づくりの考察。「自走する場」に必要ないくつかの要件について。あと、そもそもコミュニティとは?

こんばんは。藤本です。コミュニティ(共同体)が自走したと感じた出来事はある?あった場合、どうしてそう思ったの?という質問をいただきました。 コミュニティが自走するというのは、どんなイメージ?と聞きたい気持ちがそもそもあるけれど笑、自分なりの解釈でもってお答えしますね。 その前にまずぼくたちは「コミュニティ」「アソシエーション(=チーム的なもの)」「サークル」などという言葉を、ある程度区別して使う必要があるのかもしれません。 今、驚くほどにコミュニティという言葉が広がりを

暮らしというより、生活。「活かして生きる(生活する)場のデザイン」。

 コミュニティづくりの仕事をさせていただいている中で、この場はすごいと勉強させてもらっているのが「はっぴーの家ろっけん」さん。介護付きシェアハウスとして運営されているが、そこには日々多様な人が集って、それぞれの日常を実現している。はっぴーの家さんは、そんなところだ。 はっぴーの家さんについては、soarさんの記事が詳しい。 http://soar-world.com/2017/12/20/happynoierokken/  昨日は、そんなはっぴーの家さんの一周年祝いに参加