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痛くなる前に、歯の異常にいち早く気づいてほしい。

次の時代のオーラルケアの必需品を作ろう!そんな想いから開発が始まったNOVENINE SMASH。現実のものとして生まれるまでには、歯科の現場で足りなかったものや日々の生活で気づいた意外なヒントがありました。

サイン

NOVENINE代表取締役社長/歯科医師 竹山 旭


歯科医療の本当の価値とは

3年に1回、歯が痛いといってくる患者さん、今回も、私は丁寧に削って、直す。綺麗に処置できたと自身が感じる達成感と笑顔でありがとうと言って帰っていく患者さん。
しかし私は、なぜか無力感を感じていた。歯を守らねばならない歯科医師がなぜ毎日歯を削っているのか
天然の歯は二度と生えてこないのに、なぜ患者さんはまた削られて喜んで帰っていったのか。この日々を続けさせていていいのか。


誰も歯を削って欲しいとは思っていない

医者でいうのであれば、歯科医師はみな外科医だろう。患者さんの状況を確認するためには、患者さんの口の中を見る、患者さんのお口の状況を確認して、最適な治療を選択し、素早く処置する。ただ、気づいたことがある。この一連の流れに患者さんが自身の口腔内の状態を知るタイミングがないのだ。患者さんは自身でどのように自分の状態を知ることができるのだろう。つまり、内科にかかるときに誰もが測る体温計にあたるものが、歯科にはないのだ。


ヒントは体温計に

体温計のように手軽に測れて、指標になるもののヒントは、インドで発表された論文にありました。彼らは歯科医院に来た患者さんに口臭チェッカーを使わせ、そのデータを元に、歯科医師や歯科衛生士がアドバイスを行ってみたのです。病的な口臭の90%は、口腔内の状態が影響していることが知られており、口腔の状態を表す指標の一つ、そしてかなりの人がエチケットとしても口臭を気にしていたのです。「さて、口臭ガスを測ることでどうなるのか?」「3か月毎月続けた結果、歯垢(プラーク)の付き具合が改善するのだ」と。
口臭ガスはオーラルケアを行おうと思うきっかけになる。
口臭ガスを指標にしようということが定まりましたが、どうすれば、口臭ガスを測り続けてもらうことができるのか。その方法はなかなか見つかりません。


歯磨きは誰もが毎日すること

口臭をチェックし続けることで、歯磨きの結果が変わってくることはわかりました。しかし、口臭を定期的に測り続けていくためには、どうすればよいのか?そう考えながら、日々の習慣である歯磨きをししょうと、鏡の前に立ち、歯磨きを始めました。毎日使っている電動歯ブラシ。スマホと同様、毎日必ず1度は手に取るものの一つです。この電動歯ブラシで口臭がチェックできれば、毎日、負担なく測り続けられるかもしれない。ヒントは身近なところにあったのです。


今までにない口臭測定機能付き電動歯ブラシ

こうして思いついたのが、ガスセンサーを搭載した電動歯ブラシでした。朝の忙しい時間や夜の眠いときに行うのが歯ブラシ、測りたいときに、とにかくすぐに測れなければ、毎日の習慣に取り入れることは難しい。試作品で試行錯誤の末、超小型、高性能のガスセンサーを常にいつでも測れるようにスタンバイさせ、最速2秒で起動し、センサーに向けてハーと息を吹きかけ、LEDの色で、口臭のレベルがその場でわかる。スタッフ全員で試し、これなら毎日できる。


ノーブナイン スマッシュの誕生

電動歯ブラシで口臭をセンシングすることを実現したのですが、世にあるスマート歯ブラシは、スマホと連動させながら使わないとデータが取得できません。好きな時に、好きなタイミングで詳細なデータを見てもらうため、NOVENINE SMASHは、口臭や歯磨きのデータを本体に100件以上保存でき、好きな時に専用アプリ「NOVENINE アプリ」と連携し、詳細なデータをアプリで確認できる。
とにかく使い続けられることにこだわって、生まれたのがNOVENINE SMASHでした。

個人的な見解ですが。歯を磨く前に口臭をチェックし、赤色のサイン。歯磨きをして、口をゆすいだ後に、もう一度口臭を測る。歯磨きした後に緑色のサインを見ると、なんだか自信に満ち溢れた一日が始まる予感。


さあ、歯の悩みにとらわれず、仕事に、デートに、自信をもっていってらっしゃい!



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