倉庫街の悪夢〜家族介護敗北考
公的介護には限界があります。高齢者を保護するための制度ではないからです。あくまでも、介護、なんです。それに在宅の場合、実態は介護というより介助です。よりよい環境と高度な介護を求めるのであれば有料老人ホームを「利用」してください。
これは以前、訪問調査に来られた調査員の言葉である。おそらく真実であり、本音なのだろうなあと思う。この国に限ったことではないが、また、高齢者に限ったことではないが、弱者保護とは旗に書かれた文字であり、実のところは弱者捨て置きが、おおかたの現状なのかも