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『愛の画家』への愛を語る話
フランス人画家、マルク=シャガール。
※生まれはヴィテブスク(現ベラルーシ)
と、その妻ベラ。
と、その子供。
美術芸術のことなんか全然わからないんだけど
シャガールのことが好き。
きっかけは、いつだったか忘れた
箱根にある『ポーラ美術館』にて開催されていた
『マルク=シャガール展』を見に行ったこと。
シャガールの作品は枚挙にいとまがないので
Googleさんで調べた、以下のURLを参考に。
ベラのことが大好きすぎて、その思いがしっかり
画風に反映されちゃう、正直者のシャガール。
『誕生日』(1915)
自分の誕生日を祝うために訪ねてきた
ベラに胸キュンし、飛ぶ。
『散歩』(1917-18)
散歩が楽しいので、飛ばす。
『街の上で』(1918)
せっかくなので、二人で飛ぶ。
とりあえず、よく飛ぶ。うれしいから、飛ぶ。
彼女と一緒にいることが只々幸せだから、それを表現したのだ。
(彼の故郷では、『宙を舞う』→『非常にうれしい』を表す。
でもその感覚は日本人にもあるよね。)
ベラを急性の病で亡くしてしまうと
彼の画風はしばらくこんな感じになる。
『天使の墜落』(1923-47)
『彼女を巡り』(1945)
なんだか重々しい空気…!
ベラ大好き芸人のシャガールなので、『愛の画家』なんだが、
ユダヤ人であるがための迫害や、最愛の妻ベラの死、そして世界大戦が勃発した激動の時代を生き抜いた経験が重なった、そんな『愛』を謳うのがシャガール。
画風とかを語るほど詳しくないが
とりあえず『あ、これシャガールじゃね』と思えば大体それはシャガール。
それくらい独特な画風と色使い。
美術館にもなかなか行ける社会情勢でもないので
手元にある画集でも見て、気を紛らわせますか。
レモンの下敷きになった画集。
2011年に、シャガール美術館のある、南仏ニースに行った時の思い出。
今日は私の彼女の誕生日。
『アゲハ蝶』の発売日と同じ日に生まれた彼女。
そんな彼女は今、パリのオペラ座でシャガールの天井画を見てるとか見てないとか。
一生にそう何度もできる経験ではない。
めっちゃ目に焼き付けてきてほしい👀
彼女が日本に戻ってきたとき、
私はシャガールみたいにふわふわするのだろうか。
誕生日、おめでとう。
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