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オトナの社会科見学〜カフェヨガサークル編#4(終)

第4編までやってきました。
ここまでのおさらいはこちら

第1編】【第2編】【第3編

濃いですね、文章。

「類は友を呼ぶ」、という言葉は聞いたことがあると思います。
このnoteが目に入ったのも、きっとあなたと何か縁があるからなのかもしれませんね。

似た者同士は集まる。

スタンド使いは互いに惹かれあうのです。


私をこのサークルに誘った友人との出会いも
私が千種区に暮らすようになったことも
ヨーガの中で出会った人たちやその経験もすべて縁。

普通に生活していたら交わることがないこの出会いが成り立ったのは
過去(生まれる前も含め)にヨーガに出会っていたからに他ならない。そうでなければ説明がつかない。

だ、そうです。

繰り返します、「だそうです」。

教室を辞めることを伝え1週間弱。
私の先生から連絡が入りました。
ぜひ会ってほしい人がいる、と。
きっと気が合うと思う、と。

不要不急が叫ばれる中で、私はまたカフェに足を運ぶ。
そこにはいつもの先生ともう一人、おしゃれ丸眼鏡おしゃれボーイが座っていました。
最初3人で自己紹介、少し話し始めたあと、やっぱり辞める意思が揺るがなかった点を先生に話すと、

「わかった、でもとりあえず結論出すのは今じゃなくてもいい」
「とりあえずこの子と喋ってみたら?面白いよ」
「じゃあ私はこの後すぐ講座があるので、あとは二人でね」
と言い残し、その場を後にする。

いや、面白いのはあなたです。
結論出したのは先週です。
今日はダメ押しの一回です。

それが通用しないの…?

取り残された丸眼鏡おしゃれボーイと、とりあえず話をすることに。

会って早々辞めることを目の前で公言しているので、

なんだかせっかく来てもらったのに辞める気満々ですみません

とまずはお詫びから。

「全然そんなこと気にされないで大丈夫です、むしろ来てくれてありがとうございます。話ができれば良かったので」
と言われる。
そこから少し話をするわけですが

・私の5個年下
・ヨーガを初めて3年ほど
・ディ○ニーがものすごく好き(だった)
・読書がものすごく好き(だった)
・小中学生時代はいじめ被害がかなりひどく、相当苦難した
・某アパレルショップでアルバイトとして働いていたが、人間関係のストレスがひどすぎてノイローゼになる(いじめられていたわけではなさそう)
・アパレル退職後、得意の英語力を生かした職に正社員転職。職種はここでは割愛
英語力はTOEICも800点~900点くらいは取れていたが、ヨーガを始めるといきなり満点がとれた

という経歴の持ち主。

上記のように、ディズ○ーや読書など、とにかく悪業積みまくり人間だったのですが
ヨーガを始めてからは悪業の蓄積をやめ、一切情報を入れることはなくなったと。

○ィズニーは特に好きすぎて、毎週末のように、大学授業後に新幹線に乗り現地へ向かい、そのまま日曜まで滞在する生活を続けていたようです。

なのでいきなり「それらを断ち切れ」といわれても無理だったようで、とりあえずYoutubeでパレードの様子を見ながら満足させる日々を過ごしたようです。

そしてその結果、「Youtubeで満足できる→なら現地にわざわざ大金はたいて行かなくてももういのでは?」と心は移り変わり、最終的にYoutubeも観ることもしなくなり、無事に情報を遮断することができたそうです。

そして特筆すべきはTOEICフルスコア。
もともと900点付近の実力はあったものの、対策をいくらしても900点の壁を超えることができなかったようです。
ヨーガに出会い、瞑想修行をはじめ、その後TOEICを受けたら満点になったというシンプルな話です。

私の修行の話を思い出してほしいのですが、
瞑想修行はかなり時間をかけて行います。
座学もあって、修行もあって、蓮華座の時間もあって。
そのため、TOEICの勉強は勿論、ほぼゼロの状態。
でも満点が取れたそうです。ヨーガのおかげで。

ヨーガの話です。進研ゼ〇の話ではありません。
効率が良くなったんでしょうね、なにか。

さて私自身が抱えるヨーガの悩みを、彼にいろいろ話しました。
悩みというか、○○はどういうことか、△△は合わない、など。
彼は否定するわけでもなく、うんうんと話を聞いてくれ、また自身の経験や同じ悩みを持った過去なども話してくれました。

最後に、彼が1冊の本を紹介してくれました。

「僕も人生すごい悩んでいたのですが、この本にはすごく救われました。toshiさんにもぜひ読んでほしい、きっとなにか変わるから。」と。

そしてもしよければ感想を聞かせてほしい、LINE交換しませんか。と。
そしてLINEを交換しました
交換理由は、本の感想を伝える、それだけです

こういうとこなんだよな。
ちゃんとLINE交換しちゃうところ。
そしてその後ちゃんと本を買っちゃうところ

『「感謝」で思考は現実になる』
気になる方はAmazonでどうぞ。
私は買って読んで即日BOOKOFFにいきましたので、手元に残ってません。

彼との話は以上です、と言いたいのですがごめんなさい。

ここからが、彼との闘いの本番です。
彼との「LINE上の闘い」が本番です。
ただそれをすべてここに書くことはしません。

LINEのような媒体において、文字のみのやりとりは、文章が長くなるにつれ、相互理解が非常に困難になりますよね。
いまのご時世では難しいけど、会って話したり、もしくはWeb上でカメラ越しに喋った方がよほど生産性は高くなります。

彼とのやり取りについて言えば、感想を伝えるだけですし、その感想のやり取りのために会おうという気にはなりませんでした。
Covid-19の影響があろうがなかろうが。

というか私は、「感想を伝えるためだけ」にLINE交換したわけなので、分かりあえないということが発生することはないんですけどね本来であれば。

ところで、「文字数カウント」というサービスがあります。
読んで字の如く、文字数を集計してくれる便利なサービスです。

こんなサービスあるかな〜、と思って調べたら案外ありますよね、この時代。便利です。

そんなわけで、彼とのやりとりの「内容」ではなく、その衝撃の「文字数」を載せておきますね。

約10日の文字数です。9000字超え。
しかも隔日でのやり取りだったため、実質日数はもっと少ない。

多い、多すぎる

感想だけならこんなに長くはならない、はず。
そもそもLINEでそんなやり取りすることあります?

あ、ごめんなさい。
これはお互いの合算ではありません。

「彼が送信した文字数」の値です。


繰り返します、「彼が送信した文字数」です。


恐ろしすぎる。

「感想ありがとうございます!」だけならこんな数になるはずがない。

話は戻りますが、分かりあえないのはなぜ?
なぜこんなにやり取りする必要が生じた?

それは彼が僕を、「サークルに連れ戻そうとした」からです。


サークルに戻すため様々な話をしてくれるわけです。
自らの身の上話、toshiさんには幸せになってほしい、toshiさんの周りの人も幸せになってほしいetc.

後半のやり取りからは、感情に支配されて決断した「辞める」というのは、今後の人生に不幸をもたらすことになる、toshiさんの「嫌なことから逃げる」その行為は、今後も壁がでてきたときに乗り越えられない、そもそも「自分の判断」という行為自体が間違っている、などなど。

感情に支配されて「辞める」と決断すること
「嫌なことから逃げる」行為が今後不幸せをもたらす。
これは考え方として非常に正しいと思います。

現在は一人で生きていますが(家族、友達とかまず置いといて)
今後はきっと結婚とかもあるでしょうし、そうなると自分だけ良ければいいや、なんて状況は圧倒的になくなるでしょう。もはや自分だけの人生ではないので。

ただ「嫌なことから逃げる」というのは、
今回の「嫌」とちょっとニュアンスが違いますよ。

今回のサークル辞める辞めないは「超えなければならない壁」ではありません。
こういう壁があるんだなと眺めて引き返すだけなんです。

クラウドに言わせれば、「壁?興味ないね。」なんです。


あとは壁の向こう側にあるメリットがデメリットより大きければ続けるべきですが、このサークルを続けることのデメリットの方が私にはとてつもなく大きく感じました。
趣味も友人も捨てなければなりません。この時点ですでに私にとってはアウトです。

ヨーガを体得すれば、自分が『ほしい』と思った時にそれが手に入る。頼れる人間にもなれるので、自然と人も集まる」そうです。

要するに私の考え方はひどくエゴ的で
「誰かに必要とされたい、そんな気持ちで努力する友情や信頼関係に悩み続けるのって辛くないですか?それは本当の幸せですか?ヨーガを体得すれば、望まなくても勝手に人が集まってくれますよ。」というわけです。

誰かに必要とされたい、認めてもらいたいと思うのは自然でしょう。

そしてそのために努力するのは当たり前でしょう。

相手が本を紹介してくれたら、まずそれはちゃんと読んで次会うときの話のネタになるでしょうし。

あくまで自分の考え方ですが。

ヨーガ修行をすると、「自分から調べることは絶対にしなくなる」ので、そういう努力ができないんですよね。

私が彼に送った文章です。

彼に言わせると「自分がイジメにあっていた頃、寂しさを紛らわせようと、居場所が欲しくて相手に合わせ、相手が興味のありそうなことに合わせていた。でも相手からすれば、自分の興味があることの話が共有できればいい、それがたとえお前じゃなくても。代わりならいくらでもいるということを痛感した。だからそのやり方は僕はやめた」とのことでした。

私も、それはよく分かります。
なので、こう返信しました。

私からすれば「それは承知の上で話してる」というだけです。

こんな感じでやりとりが続くのです。

こちらとしては戻る気ゼロ、それを知った上でいま修行を辞めることの危うさを延々と説く、それを聞いてもきちんと反論し、やっぱり戻る気ゼロ、それにさらに反論し諦めない彼。イタチごっこ。

そりゃ9000字になりますわ。

ちなみに私も6000字です。
負けたぜ。(?)

結論:どっちもどっち


ただ最後めちゃめちゃに言われたので
それだけは記念に載せときます。
記念カキコ…ども…


私の行く末です。
急に文体が変わりましたが、なんのコピペ?吉野家?

そんな感じで、無事に終息宣言です。
緊急事態宣言は出さずに終わりました。

さて今回の件で自分自身について気付かされたことをいくつか。

・私は情報収集がとにかく好き
・私は音楽を捨てられない
・私は人間関係を捨てられない
・私は相手が示してくれたものをまず受け入れる
・私は私自身が体験してみて、はじめて結論付ける
・私は精神的、特にスピリチュアルなものは信じていない
・友人は僕に幸せになってもらいたいと思い誘ってくれたと思うので、別にその友人をサークルから退会させようとも思わない。そして今後も普通にやり取りする
・忘れっぽい
・割と温厚かと思いきや、嫌悪の念は割と強い
・蓮華座はめっちゃ足が痛くなる
・煙空間に長時間いると、目が痛くなる

サークルのことについて言うと

・カフェでまずは会って話す
・執拗に入会をすすめてくる(本来は)
・案外若い人が多い(20〜30代)
・真理以外の情報、関わりはすべてが「悪」
・修行の頻度は人それぞれ
・少ないとめっちゃなんか言われる(たぶん)
・肝心の部分は話を逸らしてくる
・「名古屋 ヨガサークル」で検索してブログを見つけてください。あまりにセンシティブなので、ここでは言及しません。前述のブログではそのへんもきっちり書いてあります。

あとその他としては
・25時以降の名古屋駅は人が少ない
・終電後も栄駅周辺はそこそこ人がいる

そんなとこでしょうか。


ーーー追記 ※2020年4月19日(日)22:00※ーーー

何かを「信じる」ことは、生活する上でとても大切なこと。
困難に直面したとき、その困難にどう立ち向かっていけばいいかを指し示してくれるのが「宗教」なのかな、と考えています。
横暴な言い方になりますが、自分を信じるも他者を信じるも関係なく、「信じる行為」は自分に安らぎを与えてくれるし、それが自身に繋がります。信じた対象の考え方に沿って生きていけば結果オーライなので。

今回関わったサークルは、巷で言うところ「超絶ヤバヤバ系宗教団体」です。

真理で説かれているのは、「もともと人間は、幸せしか存在しない世界に生きていた。ある時そんな世界に悪魔がやってきて、人々をどんどん下の世界に落としていった。落ちに落ちて、今の人間たちは(一瞬は幸せでも)不幸ばかり世界まで堕落してしまった」というもの。
ちなみにこの人間界は、全27ある世界のうち、上から24番目の世界。めっちゃ落ちてるやん。

「自分たちが意識している真理や戒律は、当たり前のことしか書いてないのに、今の人間たちはそれすらも守ることができていない。不幸になって当然。」

「一時的快楽を求め、不幸な道をガンガン歩いていく通常の人たちとは真逆のことをやっているので、変人と思われるのは至極当たり前のこと。変なサークルにいると思われる。でも自分が幸せになりたいのであれば、そんな声は気にせず真理に沿って生活していけばいい。
サークルというテイをとっているが、そんな表面的な考えはどうでもよく、真理を実践し続けることが大事。ただ真理を学べるのはこのサークルしかない。」

講座中、とても興味深い一幕がありました。

講座の最終段階くらいの時の話です。
ここまでくるともう、「ヨーガの真理は正しいことしか言っていない」「真理を学ぶ環境はここしかない」という思考がベースになってきます。敬虔な人は。そんなタイミングで先生から質問が飛んでくるのです。

「うちのサークルが反社会的な存在だったらどうする?例えば暴力団とか。」

所属する人間の雰囲気的に、暴力団ではないことは明白でしたが、仮にそんな団体だったら嫌なので、だったら嫌ですね、と不敬な私は答えてしまうわけです。
すると先生は、「でもここのサークルは幸せになるために正しいことしかやってないし、当たり前のことを実践しているだけ。toshiさんもそれは気づいてるでしょ。暴力団体、というパッケージに囚われていて本質を見落としているよ」と回答してくれました。

つまり見てくれがなんであろうと
正しいことが学べる環境があるのであれば
そこに居続ける必要があるはず、ということ。

つまり私たちがどんな団体であろうと
自分が本気で幸せを願うのであれば
ここに居続ける必要がある、ということなのです。
例え反社会勢力でも。

世間に「反社会勢力」とまで認められてしまったら
それはもはやマズイでしょ。
そこまでいくと視野が狭すぎでしょう。
ただ、世間≒嘘で溢れている、自分たちが受け入れられなくて当然、というわけで世間に認めてもらおうなどと一切考えていないのです。

信じるって大切だと思うのです。
ただ信じる対象も自由だし、信じ方も自由。
どんな団体にも、いい人もいるし悪い人もいる。
そんなことを追記しておきます。

ふと思い出しましたが、私はかつて長久手市に一人暮らししていた頃に、家に「エ○バの証人」のおばちゃんたちがよく来ていました。月一くらい。
彼女らが話しているもの、信じているものをおとぎ話程度で毎回20分位聞いていたのですが、長久手市から引越す機会があり会えなくなってしまいました。
会えなくなることを伝えた最後のときに、もし良ければ電話番号おしえて、と言われたので普通に教えました。
(私のリスクマネジメントはどうなっているのでしょうか…。)

引っ越してから一ヶ月くらいたった頃。

知らない番号から電話が掛かってきました。
エホ○のおばちゃんからでした。

「○ホバの△△です〜」っていう自己紹介もパワーワードでしたが、「元気にやってる?」「仕事大変だとおもうけどがんばってね」「また長久手に戻ってくることがあれば電話してね」とただただ普通のおばちゃんでした。勧誘してくることもなく。土地が違うので勧誘しようがないけどね。
布団が2、3日干しっぱなしで気に掛けてくれるのは、このおばちゃんかみっくんくらいです。
いいおばちゃんや。いまでも好きやぞ。
でもみっくんのほうがもっと好きです。

一年くらいしてまた名古屋に再引越しました。

長久手のあの家はなくなっていました。
老朽化で取り壊されてしまったようです。

おばちゃんとのあの思い出はあっけなく、露となって消えました。


ーーー追記ここまでーーー

現場からは以上です。
次はもっと明るい話を書こうかと思います。


なんつってる間に4時っすよ(笑) あ~あ、外出自粛中の辛いとこね、これ。


〜おまけ〜
私が講座をやめることで、みんな地獄にいくの巻

出典: https://true-buddhism.com/teachings/oni/

皆さん、私のエゴに巻き込み本当にごめんなさい。(陳謝)

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