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オトナの社会科見学〜カフェヨガサークル編#1

今日のお話は、ここ一ヶ月くらいで私が実際に体験してきた話について、いろいろ思考を巡らせた話です。長くなりそうなので、わけわけしてnoteします。

淡々と書き始めましたが、toshiと申します。
はじめましてでございます。
静岡は伊豆生まれの名古屋民。

名古屋に暮らし始めてはや11年。12年?
気付いたら今年で30歳、ザ三十路です。
そんな三十路のオジサン、通称ミソジィは新しいモノ・コトが好きです。
言い方よくすれば「好奇心旺盛」、悪く言えば「飽きっぽい」性格してます。

大学卒業しても2年ほどバイト生活、その後転々と職を変え、今の会社は実は4社目。年齢だけ重ね誇れるほどの社会経験もなく、日々生きていく中で知らないことが多すぎるなと感じるわけです。

分からないことはGoogle先生が何でも教えてくれるけど、調べたくせに「それはほんとか?」と疑ってしまうのが自分。先生を否定する。じゃあ最初から聞くなよ、めんどくさいやつやな。

世に蔓延るあらゆる事象に対し、「世間ではこう思われているけど、実際はどうなの?」と気にせずにはいられない。Google先生も呆れてはるわ。

気になっちゃうから、じゃあ自分で試してみて、周りの意見に流されず、自分なりの感想を持とう、というのがモットーです。

(基本は周りに流されるけどね。)

こんな歳になっても落ち着かず、なんでもかんでも手を付けてみる、私はこういうとき、「オトナの社会科見学をしているなあ」と感じます。職場体験、と言い換えても結構です。
社会科見学、職場体験の意味を説明することは野暮なのでアレですが。

大人の、をつけるとなんでもいやらしく見えるし
オトナの、にするともっとエロスを感じる。
病気でしょうか?いいえ誰でも。

さて読者の皆さんにもちょっと聞いてみたいのですが、あなたが大人になってから、わざわざ新しいことに触れる、いわゆる「社会科見学」をすることってありますか?

歳を重ねれば重ねるほど、周りからいろんな情報が入ってきます。正しいこと、正しくないことが混在した状態で受け入れざるを得ません。受け入れないようにするには、現代においては山に籠もるしかないでしょう。でも今は山でも電波通るとこあるからなあ笑

「〇〇は危ないから近寄らない」「△△は評価が低いから行くのやめる」など、周りに溢れる情報をベースに、はじめから物事を避けていませんか?だがしかしその評価の真偽はいかに?

私の例でいくと、私自身はパチンコとか麻雀、タバコなど、大学生なら誰もが通るであろう道に踏み入らずいました。
一般的にそれらにあまりいいイメージはないし、それらをコンプリートした身長3メートルくらいありそうな友人(本当は190センチ前後)が当時酔っ払った状態でうちに泊まりに来たとき、深夜にふと目を覚ましたら彼がベランダのドアを開けて、まさか用を足していたのを見てしまったのです。
本人は記憶がなかったそうですが、とりあえず彼は出禁にしときました。(そのときも今も仲良しだよ)
そしてそんな彼のおかげでパチンコ麻雀タバコは全て「触れちゃいけないもの」カテゴリに登録されました。風評被害かわいそう。

ごめんなさい、脱線しましたが、学生時代に「このままなにも経験してない社会人になったらアカン…」と一念発起。
ひとりで大学近くのパチンコ屋に足を踏み入れました。

入ってみたらアホみたいにうるさいんですね、あそこ。イヤホン持ってて正解だったわ。イヤホン着けてても聞こえるからね、騒音たち。

「だが来ただけで満足してたらアカン」「ワイはパチンコを打たねば」と、若干の廃人思想を匂わせつつ、空いている台の前に座る。

結果どうだったか。

「お金を入れる場所が分からず詰む」

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これですわ。
台を代え台を代え、5分くらい格闘したけどだめだったわ。

詰んだらどうなる?
帰るだけでしょう

インフォカウンターもあったけど、「パチンコってどうやればいいんです?」という質問をすることはしませんでした。
躊躇いというかプライドというか。
「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」がスタッフに聞くのを止めさせたんですよ(出典:『山月記』)

パチンコ行ったのに、なにもしなかったという伝説を残してパチンコ業界から足を洗ったのであった。

ここで学んだのは、
・パチンコは経験者といったほうがいい
・おっさんの多さが以上
・ノイズキャンセリング付のイヤホンがほしい

ということでした。
オーキド博士も言うわ、「そりゃ、そうじゃ」ってね。

結局パチンコの魅力を見いだせず、それからは一度も行っていません。
あくまでイメージでしか持っていなかった「私には不要な趣味」は経験することにより「やっぱり不要」という具体性を持った考え方になりました。

(金も入れてねえのに具体性語んなやって話は聞きません)

パチンコや麻雀好きな人は、ぜひその魅力を教えてください。




私はなるべく、自分の手の届く範囲で、何でも経験しようと思っています。

だってその方が楽しくないですか?知らないことは世の中には腐るほど存在するし、全部を知ることは不可能だけれど、自分で知ることができるものがあるなら、それらは知っといてもいいんじゃないですか?という感覚的レベルのもの。

ただ相手に強要することはできない価値観です。

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ここからのお話は別に有料ではありませんが
あんまり読んでて楽しい話でもありません。
いや、ある意味楽しいです。(?)
というかここからが本題です。笑
冒頭にもあるように、ここ最近の「稀有な」体験談についてすすめていきます。
ただ名古屋に住んでいる方には覚えておいてほしいかも、そんな内容です。
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言ったぞ、私は確かに伝えたぞ。
それでもここを読んでいる人はなかなか見込があるぞ笑

さて戻ります。
今回お話する社会科見学というのは、一言で言えば

「サークル勧誘されたので、入会してみた」

です。

(〇〇してみた、ってYouTuberっぽいな?)

始まりは2020年の2月末。

大学友人からご飯のお誘いがあったことが始まり。
ずーっと懇意にしてた友人だし、家も近いということが最近判明し、久しぶりにご飯に行くことになりました。

会ってすることといえば、学生時分の話、最近の話、将来の話。まあよくある話。

最近何やってるの?という話から、彼は「カフェでヨガするサークルに入ってるよ」と話し始めました。

カフェでヨガ。
カフェで?ヨガするの?

まず「カフェでヨガをする」って皆さんどんなイメージ?
僕の脳内には、「カフェで、ヨガのポーズをして過ごす自分」がいました。めっちゃ恥ずかしくね!

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※脳内イメージ

「え?カフェの一部を借りてヨガブースを作るの毎回?」と割と具体的な質問をしてしまった。笑

でも彼はこう答えるんです。
「借りるには借りるけど、まあカフェではヨガはしないんだよねあんまり」
「あと本格的にヨガをやるときは、サークルメンバーの家を借りて行う」と。

???

破綻!!カフェヨガ破綻!!

ただそれ以上にどんな組み合わせ!?という、なんだか新境地に出くわしてしまったという衝撃もまあまあ大きかった。

もし興味あったら、一緒にやってる人と今度会うから3人でご飯しよう、と言われたので間髪入れずにイエス。イエスウィーキャン。

そんなこんなで3月初旬。
その3人で近くのカフェに再集合。

そこでコーヒーを飲みつつ、話が始まる。
「ヨガに興味があるの?」と初めてお会いした人はやや疑問気味に私へ話しかける。
私は率直に、「ヨガはやってみたいなーって前から思ってましたし、あとカフェとヨガってどうしたら両立するのか気になります。」と、思ったことをそのまま伝えたわけです。

正直、ここまでは何も思わなかったんです。
普通にただ3人でカフェして終わるんだと。
他愛のない話をして終わるんだと。
ただそんなので終わるわけないんですね。

「ヨガについてどんなイメージがありますか?」

意表をつく質問が飛んできた。

ん?ヨガのイメージ?

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あれじゃないの?ヨガマット敷いてその上でポーズしつつ心を無にするあれじゃないの?ジョイフィットとかの。私の彼女が前にやってたやつじゃないの?
ヨガファイアじゃないの?ダルシムじゃないの?!

戸惑いながら、そんな感じのことを伝えると
※ダルシムは伝えてない

「そうだよね、でもそのヨガは間違ってるんだって知ってた?」

知ってた?も何も、いま知っていることを伝えてそれが間違っているのであれば、それは「知らない」と同義では?「間違ってるよ」ならまだしも、疑問形で言うなや、このやりとりいる?まあ手脚は伸びないと思ってるけど…。

という言葉は胸に秘め、話を聞くことにした。

間違っている、というのは大袈裟な表現で、実際のところは、
「今流行っているヨガは、本当のヨガに必要な考え方や作法をいろいろすっ飛ばして、ただポーズをとって健康や美容を気にかけることをヨガと呼んでいる。ヨガをやれば健康や美容に効果はあるけど、それがヨガの目的ではない。ヨガをやった気になっているだけで、あれは本当に意味がない。」
とまあこんな感じの話だとあとから聞いた。

嗚呼だとしたら、私の考えていたヨガは間違っていますね。
私はてっきりヨガを始めたら腕や脚が自由自在に延ばせるものだと。

「そうしたら、ちょっと私達がやっているヨガのことについて話すね」

おもむろにその方が取り出したのはそう、iPadだね。

(お察しの通り、【そう、iPhoneならね】をもじってるわけだが
なぜかパッション屋良みたいになってしまった。)


そこから聞かせてもらったその世界は異次元。

文字通りの「異次元」。

話がまた長くなるのでこのnoteは一旦〆。

第二部へ続きます

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