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ミジンコの観察をしていたら・・・

みなさん、おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
突然ですが、皆さんが思い浮かぶ理科の授業ってどんなでしょうか。
私は楽しかった授業もあるのですが、いつも「はいここまで」と言われるのがとてもいやだったことを覚えています。
それでも今は「あぁ、もう時間になっちゃった。今日はここまでだね」っていわなくちゃいけないんですけどね。。。

さて、「はい、ここまで」と言われるととってもシュンとなってしまう活動の一つに顕微鏡での生物観察がありました。
私もそうですが、子どもも顕微鏡は大好きで活動を始めるとたくさんの生き物を見つけては「わぁ!!何これ?!」とか、「えぇ、動いた!!」なんていいながら発見を喜ぶ姿がたくさん見れますし、私自身も一緒にはしゃぐことが大好きです。

あるとき観察していると「先生!!いたいた!!ミジンコ!!」と喜んで教えてくれました。

子どもが撮影したミジンコの画像

いわゆるミジンコで、当時勤めていた小学校の池の水をさらった中にいたようです。

この画像は静止画ですが、子どもはiPadを使って動画を撮影したのです。ミジンコは子どもの顕微鏡観察には特に向いている生き物だと思います。

・観察している中であまり遠くまで行かない。
・ある程度の大きさがあるため肉眼でもあたりをつけやすい。
・大きさがあるため、低倍率でも見つけやすい。

あるとき、当時理科の授業を担当していた子どもから「休み時間も観察させてください!」とうれしい言葉をもらい、私も仕事そっちのけで昼休みわいわいいいながら子どもと観察をしていました。
すると・・・。

「え?、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ???!」

と悲鳴にも似たすごい声が聞こえてきたのです。
それは、なんと。。。


子持ちミジンコの画像。子どもがこれを発見したときの驚きと喜びの声はすごかった

画像にあるように、なんと子どもを抱えたミジンコを見つけて動画の撮影に成功していたのです。
「すごい!ミジンコって子どもがお母さんミジンコの中で育つんだ!」
「ミジンコって目が一つなの?! えぇ、ちょっときもい」
なんてはしゃぎながら子どもたちはそれぞれに反応していました。そして、最後に、
「あ!!出た!!!」
なんと、ミジンコの誕生シーンを目の当たりにできました。

子どもはいつも調べたいと思っています。
子どもはいつももっと分かりたいと願っています。

こうした子どもの気持ちをもっともっと引き出していける存在になっていければいいなと、いつもいつも願っています。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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