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「これは発熱かしら?」からはじまったデータ利用(2)

こんばんは!
いつもありがとうございます。
こちらの記事は私の書いた記事の中で一番読んでいただいているのでもう少し詳しくお伝えできるように続編を書きます。
読んでいただけたら幸いです。

新型コロナ感染症も5類への引き下げ議論が高まる中ですので、ちょっと時代遅れな感もありますがどなたかの参考になったり、「面白い」と思っていただけるとうれしいです。

はじめに

私は小学校の教員で管理職です。
思えば、新型コロナ感染症が世間を騒がせていた頃、毎日のように教育委員会から指示やガイドラインが、これでもかこれでもかと届いていました。
こうしたガイドラインの中で私たちの頭を悩ませたのは「登校後、体温が高くなってしまった子どもへの対応」でした。
一見元気でも37℃や37.5℃を超えてしまう子がしばしばみられたのです。
当時は猫も杓子も37℃以上は即早退という状況でした。
ですが、早退するとその子の兄弟も含めて早退をしなければいけません。
私は学校職員ですが、小学校に子どもを通わせている親でもあります。
子どもが熱があるというだけで早退することに複雑な思いをもっていました。
もちろん、子どもの感染を防ぐ必要もあります。
だから、「平熱」を知る必要があったのです。
当時、(現在もですが)毎朝子どもは健康観察表にその日の体温を記入して登校します。
これをデータとして記録し、統計的にその子の平熱を出すことができれば、養護教諭も保護者も納得してこのコロナ禍を乗り切ることができると考えました。

データをどのように使いやすくするか

はじめに行き詰まったのは、データをどのように集めるかでした。
毎日子どもが書いてくる健康観察表を担任の先生に書き出してもらって・・・と考えた瞬間もありましたが、今は働き方改革の時代です。
仕事をどれだけ圧縮できるかが求められています。
そうした中、GIGAスクールが始まりました。
子どもは一人一人に端末を支給されます。
私はすぐにこれを子どもたち一人一人が使える環境になるよう取りかかりました。
そしてGoogle Formsを使って入力してこれを加工することを考えました。
私は情報技術には正直疎い方でした。
必死に、毎日EXCELやクエリについて解説している動画を見て勉強して今の方法にたどり着きました。
私にとって大きな発見は次の二つです。

① EXCELのパワークエリとピボットテーブルの活用
② Googleのデータを外部データとして接続して常時流し込む仕組みの活用

この二つを活用することで、今では朝の入力が終わるとほどなく全校分のデータを反映することができるようになりました。

もし、この手法の具体を知りたい!といってくださる方がいるようでしたら続編を投稿したいと考えています。

おわりに

この仕組み作りをできたことは本当によかったです。
これからも教員が働きやすい仕組み作りを、
教員がもっと子どもをよく見ていけるための仕組み作りを頑張っていきたいです!!!


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