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【まちづくりを引っ張る女性】

今日は大刀洗町へ。
女性がまちづくりをリードしているのは好きだ。その感覚とセンス、そして行動力。
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大刀洗町では、名物職員の村田まみさんをご紹介いただいた。
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いやはや、村田さん、まとっているエネルギーレベルが高いぞ。
感覚的だが、最近、つとにこの嗅覚は大事と思う。
大刀洗町を起点にして、福岡市や久留米市や、あちらこちらでネットワークをつくり、野菜を香港に売り、
そして、今は、心身の毒を輩出する「デトックスセンター」づくりを思い描かれている。
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1時間の懇談は、最近注目のムクナ豆(仙豆)はいけるぞ、の話から始まり、サウナ観光の可能性、野菜を活かした腕利きシェフの招聘、野菜ファーストのレストランづくり、デトックスセンターのプランニングまで、くるくるとアイデアの交換。
それにしても、この町役場はアクリル板が充実している。
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改めて思う。地域に必要なのは、ネアカに夢を語れる人。ビジョンというしゃちこばったものではなくとも、この地域で「何か起こそう」と考え続けてうずうずしている人だ。
未来に絶望するネクラな分析家はいらない。
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事業っていうのは、分からないもので、常々、夢やビジョンを吹聴(?)して回っていれば、いつしか共感が生まれ、応援者が生まれ、知恵が湧きだし、しまいにはお金まで引き寄せる。そしてカタチになる。
村田 まみ さんはそれを実践される一人。
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特に「地域」では大事。
ただし。
行政はまだまだ「計画」して、中味を「詰めて」、「合意」を形成して、そして実行したら、見直さないというリスクヘッジの方法がどうしても求められる側面がある。
税金が原資だと、1円たりともムダにできないし、「やはりあの事業は失敗でした」とは言えない。正当化するしかない。
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でも、行政にも「アジャイル経営」を。
仮説と検証をくるくると繰り返し、よいものにしていく。
行政は、プラットフォーム、事業は”ソフトウェア”となる時代になるはずだ。
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ともあれ、村田さんのみならず、町長のパワーもすごい大刀洗町。
町役場のロビーでは、常設マルシェで、野菜やケーキやマスクや漬物や、「プチ道の駅」が展開されている。
それを切り盛りする女性もまた、パワー満点。
こういうエネルギーは、地域ならではですよ。
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そんな刺激的な時間を過ごした後は、同じく大刀洗町でにんにくの収穫を手伝い。
中腰で2時間弱。オープンエアは良い。
何百個というにんにくを引き抜き、まとめて、運ぶ。
なんとも気持ちのいい作業。爽快な気分。農作業の傍らでの、そこはかとない会話がまたいい。
土の上での、農作業こそ、最大のデトックスだな、とも実感する。
白洲次郎はさすがだ。
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帰りに母校(久留米附設)の教頭先生にも会ったら、いよいよ、かつて男子校だった母校に、初の「女子」生徒会長が生まれる寸前だとか。
「女性」の力。あちこちで花開いていく。
男子も負けじと頑張りましょう!

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