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I SAW a dream!

The Non-American Dream

Transcription

I was wrong about the American dream.

For a long time, I thought the American dream existed in America. But after traveling for 1,000 days around the world, I found the American dream everywhere.

In Canada, I saw the most welcoming country that is full of immigrants. These people came to Canada for a better life, and they got it. This is the Canadian dream!

In Rwanda, right after the genocide, this country went from nothing to becoming full of technology and progress. They are building the African Dream for Africans and everyone else.

In many countries around the world, I saw a dream!

Forget Hollywood and the romanticized version of the American dream. Opportunity exists everywhere in America, back home, and in the rest of the world.

That's 1 minute, see you tomorrow!

訳例

アメリカンドリームについて、私は間違っていました。

長い間、アメリカンドリームは アメリカにしか存在しないと思っていたんです。しかし、世界中を1000日ほど旅した後、私はいたるところでアメリカンドリームを発見しました。

カナダは、移民で溢れる、最も移民を歓迎する国であることを目の当たりにしました。彼らはより良い生活を求めてカナダにやってきて、そしてそれを手に入れたのです。これはカナディアン・ドリームでしょう!

ルワンダでは、大虐殺のすぐあと、何もないところから技術と進歩に満ちた国になりました。彼らは、アフリカ人と他のすべての人のためにアフリカンドリームを築いているのです。

世界中の多くの国で、私は人々の思い描く夢を見たんですよ!

ハリウッドとかちょっと非現実的なアメリカンドリームは忘れましょう。アメリカにも、あなたの故郷にも、そして世界中どこにでもチャンスは存在するのですから。

以上、1分間バージョンでした。また明日お会いしましょう!

勝手に探究

気付いてしまいましたね。今となってはアメリカンドリームがアメリカの専売特許じゃないってことに。

人口が増え続けるアメリカは、移民の受け入れに諸手を挙げて賛成しているわけではありません。貧困や不自由から逃れてくる経済、政治難民に分け与えるチャンスなんてないんですよ。だって多くのアメリカ人にとっても、いわゆるアメリカンドリームは文字通り夢のままなんですから。

「一発逆転があるかも」とか「こんな成功者もいますよ」なんていって紹介される成功者は、運と才能をたまたま持ち合わせた人のことで、ほとんどの人には当てはまらないし、その程度の確率なら他の国にも同じくらいチャンスがあったりします。

動画で紹介されているカナダメキシコ中国ルワンダ以外の国にだって、一旗揚げて成功した人がいるはずです。

もっとも、アメリカは今でも移民を受け入れています。アメリカを豊かに出来る才能を集めるためです。ノーベル賞受賞者の元日本人の先生方や、起業家やスポーツ選手など。大谷翔平選手なんて望めばずっとアメリカにいられるでしょう。

やっぱりアメリカは経済規模が世界一なので当たれば大きいし、報酬も世界最高レベルでしょう。その反面、競争は厳しく「敗者」との差も世界一です。

「アメリカンドリーム」をチラつかせて世界から優秀な人材を集めるアメリカ。この辺りはうまい戦略です。

中国も、給料が安かったり、定年退職となった日本人技術者を日本では考えられないような「中国基準の賃金」で採用し、そっくり技術をいただいてきました。ここ最近の中国製品の信頼性の向上には、そんな一面もあるわけです。中国製の安い製品が日本製と同等の質であるなら、ユーザーである我々にはメリットしかないのですが、なんとも複雑な気持ちになります。

上記のページより抜粋

<呉 勝龍中国事業支援ー株式会社Biz-Part 代表取締役
2020年11月23日

学術の分野だけではなく、中国の民間企業も日本人の技術者を求めています。私が知っている中国の極一般的な民営企業の経営者は、日本の2〜3倍の給料を出して来てほしいと言っています。決して無理をしている話ではなく、中国企業にとって日本人の技術者はこのくらいの価値があると判断されているからです。>

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自分の夢の実現をカネで測るなら、自分のパフォーマンスを最も高く買ってくれる国に行けばいいということになります。なんだか、サッカー選手みたいですね(サッカーだと、アメリカよりヨーロッパの方がレベルも週給も高いのですが)。

でも、与えられた自由の裏には成功よりもはるかに高い失敗の可能性があり、その責任を負う前提があります。その現実がアメリカの貧富の差、相対的貧困率の高さ(2019年世界4位)なのでしょう。

相対的貧困率:その国の文化や生活水準の中で比べたときに、厳しい暮らしをしている状態

なにげに日本も上位(12位)ですね。基準がどこにあるかで結果は大きく変わりそうですが、少なくとも相対的な貧困率も今後は考慮しなければいけないようです。

とりとめなく書いてしまいましたが、運と実力でチャンスをモノするのはどこでも出来るという現実を思い起こさせてくれたNasDailyに感謝し、アメリカに行けないことを言い訳にしないで出来ることをすべきですね。

ま、金銭的な成功にどれだけの意味があるのかとか、必然的に生まれる「敗者」をどう社会で生かすのかとかを別の角度で考えた方がいいんじゃないかなんて話はまたの機会にしたいと思います。

ここのところむやみに文章が長くなっています。ここまでお読みいただきありがとうございます。お時間をとってすみません。ご意見等ございましたらお気軽にコメントを寄せてください。よろしくお願いします。

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