見出し画像

さらば30代、よろしく40代

2022年は40歳になる年で、年末年始の機会に振り返りつつこれからのことを考えていました。(カバー写真は2022年の初日の出の写真です)
30代を振り返ってみると、たくさんの機会をいただきデジタルプロダクトづくりに挑み続け、失敗もありつつ学ばせていただいたかなと思います。

30歳(2012年)から振り返ってみた

10年前というと2012年で、東日本大震災から1年、世界一の高さの電波塔 東京スカイツリーが開業、ロンドンオリンピックなどがあった年です。
IT関連ですと、Windows8が登場、iPhone5が発売され、スマートフォンの普及率は74%になり、LINE利用者が8000万人を超えた年になります。

「広告というプロダクトや商品を知ってもらう為のコミュニケーションのデザイン」から「プロダクトそのものを生み出しヒトが変われるアプリケーションやシステムのデザイン」へ変更したのがちょうど30歳の頃。

「UXデザイン」という言葉をキッカケにそれらを教えていただき勝手ながら師匠と思っている方と出会い、学生時代にそんなに言語化できていなかったけど大切にしていたことが急に目の前にあらわれた!感覚を持ったのが30代のスタートでした。

30代中盤に差し掛かると、UXデザイン、UIデザイン、サービスづくりなど、事業の方ばかり目を向けていましたが、良いプロダクトをうみだし、良いサービスを提供し続けるには、良いチームをつくることが必要なのでは?と、これまでの経験から実感し「チーム」に興味を持ち始めたのがこの頃です。

当時のスライド

ここから、ビジョン・ミッションについて、組織開発・組織デザインについて学び、自分なりにnoteにまとめながら実践していったのがこの時期です。

そして、30代後半では、チームとプロダクトづくりを掛け合わせた領域・役割へ変えていきました。事業ドメイン領域であるワーク・エンゲイジメントだけでなく、関連する領域の書籍・論文や研究者・有識者からお話を伺ったりなど先駆者の方々の知見をなんとか理解してサービスに落とし込みたいともがいてきました。デザインもUI、構造、オブジェクト、思想・コンセプトを繋げるところで多くの学びがあったなと思っています。

デジタルプロダクト中心のデザインに関わりながら、カンファレンスなどの場づくりや手にとって遊ぶことでチームの相互理解が進むようなカードゲーム・ボードゲームなどデジタル領域にはない手触り感のあるプロダクトづくりもしたり、モノ・コト・バのデザインをしてきました。

そして40歳(2022年)

2022年を迎え、先日40歳になりました。
30歳になった時もそうでしたが、正直40歳になった実感がありません。笑
そんな感覚もありながら、近い世代の人たちはCDOに就任したりデザインマネージャーをしていたりして、自分はこれから何者になりたいのか?という悩みや葛藤がありましたが、やっぱりプロダクトづくりをしていたい。40代も今のまま仲間と一緒にプロダクトを通して世の中を変えていきたい。40代も挑み続けよう!というエゴに気づき決断したのが2021年12月でした。

同じWevoxチームの先輩 新家さんが「40代はまだまだ小僧」と仰ってるのにも刺激をいただきました!

それで、チームの対話の時間で2022年のテーマを漢字一字で選ぶならという問いに「続」と答えたりしました。続けていく為にも探究は引き続き必要ですが、「探」の方はプロトタイピングをはじめ、なんとかできるようになったかな〜と思っており、今年は「究」をいつも以上に一段も二段も深く突き詰められる様にアンラーニングしながら学習していきたいと考えました。

早速、タイポグラフィを学び直しとして手に取った本からアンラーニングと再学習できてると実感しており、デザインも事業ドメインも小さなことから大きなことまで、ワクワクすることを忘れずに「探究」していきたいと思います。

未来に向けて

あまり先過ぎる未来をハッキリ描くことは、いつもしていないのですが、僕は「良いチームがたくさん増えて、良いプロダクトやサービスが溢れれば、世界は少しずつ良くなる。」と信じています。その中で、できれば日本らしさを強みにできたらと思っていたりします。

これは、アトラエの事業領域 People Tech =「テクノロジーによって人の可能性を拡げる」と重なっていますし、僕の個人理念である ”Design the Innovation, make people fun and fan.” は、アトラエのビジョンである「世界中の人々を魅了する会社を創る」と重なっています。

これからもアトラエと自分を重ね続けて「良いチーム」を増やしていけるプロダクトづくりをアトラエの仲間としていこう。とあらためて決意した節目となりました。

Twitterのカバー画像にしている個人理念

余談ですが、もし縁があれば、地元である岐阜へ何か自分のできることで貢献したいとも思っています。今のところ何も貢献できていませんが、これからも成長してチャンスの時にチャレンジしたいと思います。

体力が衰えてきたのを実感しているのですが、いろいろと関わっていく為にも、首を突っ込めるよう体力づくりも意識しないとなぁと実感した40歳のスタートです。笑

・・・

【Appendix】 アトラエ × デザイン情報

よろしければ、アトラエや僕らデザイナーについてご覧ください。


最後まで読んで頂き嬉しいです! ♥やSNSにシェアもして頂けるともっと嬉しいです!! 頂いたサポート金は執筆に繋がるような書籍や有料記事の購入費に使わせて頂きます。