バスケ日本代表がパリ五輪を決めて、なぜかセルフツッコミ
昨日のカーボベルデ戦で、パリ五輪行きが決まった。
こういう機会を、しっかり体験できることは何回あるだろうか?
と思った。
「こういう機会」というのは、そのスポーツの歴史的瞬間、という意味だ。今後数十年に渡り語り継がれ、そこが日本のその競技が決定的に進んだ、といわれるポイント。
例えばサッカーであれば、W杯予選をギリギリで逃したドーハの悲劇。あるいは、はじめW杯を勝ち取ったジョホールバルの歓喜。
あるいは、卓球男子がはじめてオリンピックで金メダルを勝ち取ったリオ五輪の3位決定戦。
2019年、W杯のラグビー日本代表のグループステージ突破。
今回のバスケ日本代表の勝利は上記に並ぶものだったと思う。それをじっくり体感できて、本当に嬉しい。。。
、、、と書いてみて、「じゃあ、W杯とオリンピック毎回見りゃいいじゃん」とセルフツッコミを入れたくなった。列挙してみたら、意外とあるじゃん。
そして、自分はなんとなくオリンピックは乗れない人なので、しっかり見ないことが多い。
これに対しては、yesであり、noだよなぁ、と思う。
Noの方から先に書くと、バスケはファンと公言して良いぐらいにはここ数年見てきた。NBAは有料の年間契約を4年続け、ずっと追ってきた。試合は生でもそこそこ見たしテレビではかなり見た。今回のW杯も、わざわざ沖縄に行って見てきた。
だから、渡邊選手がNBAを日本人最長の5年プレーしている重みは一定感じられるし、今回有名になった富永の名前もずっと知っていた。河村選手の名前は息子も知っていてなぜかファンだ(たぶん、シュートを決めてかつイケメンだから)。
そして、前回オリンピックで全く勝てなかったのもしっかりと見ていた。今回も沖縄で生で観た初戦のドイツ戦で、まだまだ世界と差が大きいのを目の当たりにした。
そういう、あるスポーツに一定コミットしてみたからこそ、たぶん、今の感動がある。
それがNoの理由だ。
でもねー、とさらに思うのは、「にわかで観たって、感動するじゃん、歴史的勝利」ということだった。
ほぼ日で「みたぞ○○オリンピック!」という企画があるけど、あれを読んでいると本当に楽しそうだ。はじめて見たなりに発見があり、感動がある。選手名とか動きとかへのツッコミがある。
長く追う楽しさもあるけど、知識なしの知らんスポーツを見る楽しさだって、ある。
それが、yesという自分だ。
わりと、サッカーとか、バスケとか、競技単位で興味を持つことが多いけど、「国際大会」というのは単純にめちゃくちゃ面白いな、と改めて思った大会でもあった。
数年に一度しかないこと、短期決戦なので通常のリーグ戦より一戦の価値が重いこと、そして、そこに自国への想いや歴史を背負って戦う人がいること。
もうちょっとミーハーにオリンピックやW杯をみても良いのかもしれない。
こんな結論にたどり着く予定ではなかった。それもnoteを書いていて面白いところ。
余談ですが、全く興味がない国に関心が持てるのも国際大会は良いですね。カーボベルデ、名前すら知らない国だったけど、調べたら面白かった。めっちゃ海が綺麗で、塩湖とかあるらしい。ちょっと行きたくなった。
https://m.youtube.com/watch?si=q0EFVI8nQigaKO2Z&v=alyKpwrx-2k&feature=youtu.be
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