読み手に迫る恐怖と情緒『怪談心中』(丸山政也/著)著者コメント+収録話「感応」全文掲載
多様な怪異を引き寄せる!丸山政也が描く底知れぬ恐怖
あらすじ・内容怪談心中。重いタイトルである。怪談を聞き蒐めていると、時折、心中事件にまつわる話を伺うことがある。そういった話を聞いていると、常にひどくやるせない気持ちに囚われてしまう(あとがきより)。
・一緒に死んでくれませんか? 新宿の路上で声をかける男。その凄惨な曰くとは「死にたがる男」
・小瓶を呷った女は凄まじい痙攣とともに倒れた。旅館で見た奇妙な夢の続きは…「感応」
・妻と義母を刺殺し、子どもたちを絞め殺し…悲惨な