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⚔ ナGAMAサ奮戦記 ⚔ ~第74試合~(2024年3月22日)

(かつてシャムで活躍した山田長政に憧れて、インドシナ半島で日々奮戦するGAMAの紹介)

【記事累積:1982本目、連続投稿:915日目】
<探究対象…ヒキガエル、生物、心理、擬人化、挙動不審、脱走>

今日のテーマ「アンディにはなれなかった」
ある日、我が家の居候を遠目から観察していると、挙動不審でした。何か良からぬ計画を考えているようなのです。さてそれは一体何だったのでしょうか。

普段、奴らに住んでもらっているケースの上蓋の上には重しをのせておくのですが、この日はケースの中を掃除したあと、重しをおくのをすっかり忘れていました。上蓋は透明なので、上に重しがあるかないかは明るさで、奴らにもすぐ分かると思います。

そのため、いつもよりも明るいと分かった奴は、脱獄のチャンスがあるかもしれないと思ったのでしょう。ケースの中で奴がウロウロして落ち着きがないのに気づいた私は、その様子をスマホで遠目から撮影することにしました。すると、しばらく上蓋を見つめてから、いきなり飛び上がったのです。それによって上蓋が少しずれました。

「こいつ・・・動くぞ」(ガンダム風)。奴の心の声が聞こえたような気がします。いつもは重しがあるので、いくら押しても動かなかった上蓋が、この日は簡単に動くことに気づいたわけです。そうして奴は脱獄のチャンスだと考えたのでしょう。それはちょうど、映画『ショーシャンクの空に』で、主人公のアンディが独居房の壁が圧力によって思いのほか簡単に崩れることに気づいたときの気持ちと似ているかもしれません。

そこからはアンディの何十年にもわたる地道な掘削には「劣るとも勝らない」ですが、奴なりの頑張りで上蓋をずらしていきました。それでもけっこうな時間がかかったので、動画は早送りにしています。

そしていよいよ脱獄というとき、なぜか奴はスマホで撮影している私の正面にやってきたのです。奴は脱獄のことで頭がいっぱいで、遠くで撮影している私のことなど眼中になかったのかもしれません。ケースから少し離れたところにあったカゴに向かって思い切りダイブをして、奴の脱走は見事に成功したのでした。

しかし一部始終を見ていた私がそれを見逃すはずはなく、奴は再び捕まってケースでの居候生活に戻るのでした。奴の脱走計画は映画のアンディのようにはいかなかったのです。

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