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⚔ ナGAMAサ奮戦記 ⚔ ~第70試合~(2024年1月4日)

(かつてシャムで活躍した山田長政に憧れて、インドシナ半島で日々奮戦するGAMAの紹介)

【記事累積:1903本目、連続投稿:837日目】
<探究対象…ヒキガエル、生物、心理、擬人化、フードファイト>

今日のテーマ「フードファイト」
我が家の居候たちは、外敵もおらずバイクや車に轢かれる心配もない、非常にぬるい環境で暮らしているせいか、貪欲さを感じる場面は少ないのですが、この前、珍しく本能的な部分を感じることができました。さてそれは一体何がきっかけだったのでしょうか。

ある雨上がりの夜、散歩をしていると石垣のような場所にたくさんのダンゴムシを発見しました。あまりにもたくさんいたので、居候たちのお土産にしようと思って、持っていた袋に詰めたのでした。

ラオスの居候たちは、タイのときの居候たちと比べると少食なのですが、ダンゴムシはハエやゴキブリに比べると動きが遅く、飛ばないので動きを予測しやすいので、これならば食べるのに苦労しないのではないかと考えたわけです。

家に戻りさっそくトレーの中に捕まえてきたダンゴムシたちを放ちました。ハエはもちろんのこと、ゴキブリやクモも、こうしたトレーではすぐに逃げ出してしまうので管理が大変なのですが、ダンゴムシの場合その心配がありません。そうしてダンゴムシを自由に遊ばせながら、落ち着いて居候たちをトレーに連れていきました。最初に大きい奴らをトレーに入れてみたのですが、無反応でした。そこで次にチビと中型デカを入れてみたところ、いきなり激しい戦いが始まったのです。

戦いは左側のチビの先取点で幕を開けました。そして続けざまに2点目を獲得しました。この調子で左チビがリードを広げるかと思われたところで、右チビが一挙に2匹をGETしました。しかしすぐに左が引き離しにかかります。右チビは前足にくっついていたダンゴムシを確実に捕えていきました。さらに後方の1匹で、右チビがリードを奪いましたが、すかさず細長いゲジゲジを捕えて同点に。

真ん中にいた中型デカは、この2匹に歯が立たず戦意喪失となり、トレーから出て行ってしまいました。そうして戦いは終盤となり、ダンゴムシは残り1匹。これが右チビの方に向かってきたので、そのチャンスを逃すことなく見事にGETしたのでした。

中型デカはこの戦いに加わることなく逃亡したので、チビ2匹の戦いの経過を整理し直すと以下のようになります。
1-0(左チビの小さめのダンゴムシで先制)
2-0(左チビが小さめのダンゴムシで連続得点)
2―2(右チビがダンゴムシ2匹をまとめて捕えて追いつく)
3―2(左チビが前方のダンゴムシで引き離す)
3-3(右チビの前足にくっついていた奴で同点に)
3-4(右チビが後方のダンゴムシでリード)
4-4(左チビが細長ゲジゲジで追いつく)
4-5(右チビが最後のダンゴムシを捕えて決勝点)

こうしてこの日のフードファイトは、右チビの勝利で幕を閉じました。普段はおとなしい印象があるラオスの居候たちでしたが、比較的捕まえやすいダンゴムシのおかげで奴らの本能的な部分を垣間見ることができたのでした。これをきっかけにハエなど機動力の高い奴も積極的に捕まえてほしいところですが、別腹なのかハエはそこまで食べてくれません。どんな仕掛けをすると食べてくれるようになるか試行錯誤の日々は続きます。

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