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⚔ ナGAMAサ奮戦記 ⚔ ~第58試合~(2023年9月22日)
(かつてシャムで活躍した山田長政に憧れて、インドシナ半島で日々奮戦するGAMAの紹介)
【記事累積:1736本目、連続投稿:733日目】
<探究対象…ヒキガエル、生物、心理、擬人化、月面着陸>
今日のテーマ「アポロ計画」
我が家の居候たちは大きな「夢」を持っています。先日、その夢の実現のためにチャレンジした奴がいました。その夢やチャレンジはどのようなものだったのでしょうか。【課題の設定】
奴らはいつも狭いケージの中で生活しています。外敵もおらず、車にひかれる心配もない環境ではありますが、もともと野生で育った奴らとしては物足りなさを感じているのだと思います。先日、ケージの掃除などのために上蓋を開けていたのですが、一匹がケージの中にある小さな箱から出てきました。そのままケージから逃げ出すのかなと思ってその様子を撮影してみると、奴はなかなか逃げ出しません。逃げ出すどころか、そのままケージの中にいて、少し上の方にあるトレーの先を見つめているのです。【情報の収集】
いつもは低い天井の圧迫感があるわけですが、本来ヒキガエルは飛び回る生き物(他のカエルほどピョンピョン跳びはねることはないもののジャンプする脚力を持っています)なので、こうして上蓋がなくなった開放感を味わっていたのではないでしょうか。そしてそれだけでは満足せず、自分の脚力を駆使してさらなる高みへ飛び出したい気持ちになっているのが、奴の姿から感じ取れました。【整理・分析】
奴らにとって、上空にあるトレーは人類でいえば「月」のようなものだったのでしょう。人類が自らの上に浮かぶ「月」に思いを馳せ、そこにたどり着きたいと夢見たのと同じように、奴らも自分たちのとっての「月(トレー)」を目指したいと思って、ジーっと見つめていたのだと思います。つまりやつらの夢は、かつての人類と同じだったわけです。そうしてその夢を実現しようと奴は「アポロ計画」を進めていました。自分をロケットに見立てて発射することで、その高みにたどり着くチャレンジに身を投じる覚悟が伝わってきました。自分の足元を確認し、しっかりと足で蹴ってより高く飛べる準備をしています。その直後、ロケットは勢いよく発射され、見事に月の周回軌道に到達したのです。【整理・分析】
あとは月面に着陸するだけなのですが、なかなかそれが上手くいきません。バランスがとれず足をバタつかせたままの時間が続きます。まるで宇宙空間で上手く動けない宇宙飛行士のようです。そのうちに、奴はなりふり構わない行動に出ました。本当の月ならばないはずの、周囲の壁に足をかけています。【整理・分析】
使えるものは全て使って、何とか目的を達成しようとする奴の意欲は認めますが、それは反則ですね。今回は多めに見ますが、次回は正々堂々と月に着陸してほしいものです。グレーな部分がありましたが、奴のチャレンジは成功としておきます。それにしてもヒキガエルの脚力はすごいですね。普段はノソノソと動いているのですが、やはり「カエル」という名に恥じることのないジャンプのスキルを持っています。あのジャンプを可能にしているのは、脚の筋肉でかなり肉付きがよいので、東南アジアなどでよく食べられているのも納得できます。【まとめ・表現】
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