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アンラーン💣リラーン📚ためらわん♫run66

⭐自分の基礎・土台から徐々に広げていく活動⭐️【記事累積:1856本目、連続投稿:801日目】
(これまでの虚栄を解きほぐす「unlearn」のため、頭の中を刷新する「relearn」を躊躇なく進めるための記録)

<探究対象…分相応、得手不得手、金食器と漆器、自己分析、表現活動、探究学習>

昨日の投稿によって、気づけば連続投稿日数が「800日」になっていました。こうして毎日何らかの文章を綴っていると、自分の思考回路だったり、自分の文章構造だったりと、自分の特徴みたいなものが見えてくるものです。さて現在見えている(と思っている)自分の特徴は一体どのようなものでしょうか。

Facebookでは過去の記事の振り返りとして、今まで同じ日にどんな投稿があったのかお知らせが届くことがあるのですが、そこに出てくる記事が多い日は7本くらいということもありますが、少ない日は2本ということもあります。

それは「800日」は2年とちょっとなので、1日に1本の投稿の日が重なると、2年間で考えたときにはその日の累積が2本ということになるからです。「800日投稿している」という全体のイメージから、もっと多く記事を書いている気分になりますが、1日に何本書いているかで考えると累積で5本を超えている日は決して多くないので、まだそんなものなのかと思う自分がいます。

しかし「800」という数字は紛れもなく1日1日コツコツと積み上げた証です。調子の良い日に5本も6本も記事を投稿したとしても一気に増えるような便利なものではありません。しかし少しずつ踏み固めてきただけあって、あっという間に崩れ去る砂の城のような柔なものではありません。

そうして毎日欠かさずに何かを表現するようにしてたどり着いた「800」なのです。根っこの部分では、もっと派手な活動で注目を集められたらいいなと思っていないわけではありません。どちらかと言えばアピールして注目されたら嬉しいと思うタイプだと思います。しかし得手不得手というものがあることは自覚しています。また基礎または土台となる足元の部分を疎かにして、キラキラとした上ばかりを見上げていると、足を挫いて崩れ落ちてしまうことを何度も経験しています。

「蟹は甲羅に似せて穴を掘るという主義で、渋沢の分を守るということに心がけておる」
これは日本の実業家で、日本初の銀行の設立を始め数多くの企業や経済団体を設立して、日本資本主義の父とも呼ばれた渋沢栄一の言葉です。

その言葉の中にある「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」は、人は自分の身分や力量に応じた考えや行動をするものだという意味のことわざです。渋沢栄一は、このことわざに込められている教訓に基づいて、日本銀行の総裁や大蔵大臣の誘いを断ったとされています。渋沢栄一と自分を重ね合わせるのはおこがましいのですが、自分の立場や能力を上回るような活動に躍らされることなく、分相応に生きることが大切だと感じます。

ですから最近になってようやくですが、分不相応な取り組みに心奪われて、我の核を見失うことのないようにし、身近で地道な実践を大切にし、そこから得られる気づき・学びを貴重な財産だと捉えられるようになってきました。そしてその気づき・学びに基づいたさらなる考察を行い、それを何度も練って表現できてきた気がしています。それは金や銀で作られた器のようなキラキラとした派手さはないかもしれませんが、漆器のように繰り返し塗り重ねてきた地道な取り組みの集合体だと思っています

そうして地道に続けてきた取り組みですが、ありがたいことに他の素敵な活動に繋がるようになってきました。「学びと探究: 教育の新しいかたちへ」という探究関連のサイト( https://mana-tan.jp/ )で探究学習の連載記事を書く機会をいただいております。以前に勤めていた日本の中等教育学校で「探究」という授業と出会い、その学校の「探究」プログラムを構築・企画・統括する役割を5年ほど担った経験が、現在の私の教育活動や表現活動の基礎・土台となっています。これからも探究学習について考察を続けるとともに、自分を支え育ててくれた探究学習への恩返しとして、探究学習のさらなる普及・発展に微力ながら貢献していけたらと思っています。

#探究学習がすき   #探究学習
#哲学   #渋沢栄一

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