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アンラーン💣リラーン📚ためらわん♫run78…⭐虫の知らせは結果的に援護射撃になってくれた⭐️

(これまでの虚栄を解きほぐす「unlearn」のため、頭の中を刷新する「relearn」を躊躇なく進めるための記録)

【記事累積:2046本目、連続投稿:979日目】
<探究対象…コラム、授業参観、保護者会、悪いクセ、虫の知らせ>

昨日、勤務校の授業参観と保護者会がありました。新学期がスタートして初めて迎える授業参観と保護者会ということだったので、かなり緊張していました。

しかも授業参観は午後の1コマのみで、自分が所属する学年の授業担当は私でしたし、その授業のあとに続けて行われる保護者会の話者も私ということで、なかなかの負担でした。授業参観の方は、保護者も見ている中で展開する臨場感とか、その際の生徒の発言をいかにうまく拾い上げて展開に活かせるのかが問われるライブ感のようなものについて、得意とは言えないものの、その空気は意外とクセになるので、ネガティブなものだとは思っていません。

しかし保護者会の方は何年経っても、何度経験しても、これならば何とかなるのではという無難な形が見えておらず、いつも憂鬱です。

そんな追い詰められた状況になると、人間は現実から目を背けたくなるものです。当日の朝に少し早めに目が覚めたので、授業案と保護者会資料の最終確認をしようと思ったとき、普段は開かない段ボールが気になり、中をのぞいたのです。すると神奈川で教員をしていたときの色々な思い出品が入っていました。そこには年度の終わりにクラスが解散するときや、卒業式の際に生徒たちからもらったメッセージアルバムがありました。

その中のメッセージを見ると、かなりの生徒が書いていたフレーズが「先生の話は長すぎて・・・」でした。確かにいつも話がまとまらず、無駄に長いHRになってしまう悪いクセは、当時は特に最高潮だったように思います。それはいつも気を付けるようにしているのですが、いまだに治っていないので反省です。

しかしなぜこんなときにふと昔のメッセージアルバムを開いたのだろうかという思いがあり、もしかしたら今日の保護者会に当たって、無駄に長い話をするようならば、流れや雰囲気が悪くなるかもしれないぞと、虫の知らせなのか神様なのか、とにかく人知を超えた何かが注意喚起をしてくれたのかもしれません。

保護者会の後半、今日の朝のエピソードを話しながら、会の進行が押していることを詫びたのですが、保護者の皆様からは温かい笑いを受け取ることができて、穏やかに保護者会を終えることができたように思います。朝の出来事は、緊張まみれの保護者会を乗り切る援護射撃となりました。

「過ちを認めるのを恥じてはならない。昨日より今日のほうが賢くなっているのを示すのだから。」
これは『ガリバー旅行記』の著者として有名なイギリスの作家ジョナサン・スウィフトの言葉とされています。

今回は、自分の悪いクセが如実に表れていたことが分かる象徴物がふと気になったというエピソードに助けられたわけですが、それに味を占めて悪いクセを修正しないようでは、成長は期待できません。

何とか年度初めの大きな山を乗り越えることができたものの、今年度はまだまだ始まったばかりです。ここからも驕らず怠けず誤魔化さずに、誠意をもって授業・生徒対応・保護者対応をしていこうと思います。

ちなみにメッセージアルバムのコメントで次に多かったのは、「食生活を見直してください」とか「そろそろネットカフェ生活やめた方がいいですよ」などでした。

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