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⚔ ナGAMAサ奮戦記 ⚔ ~第54試合~(2023年7月31日)
(かつてシャムで活躍した山田長政に憧れて、インドシナ半島で日々奮戦するGAMAの紹介)
【記事累積:1628本目、連続投稿:680日目】
<探究対象…水泳、生物、心理、擬人化>
今日のテーマ「なぜかラオスで世界水泳」
現在、福岡では世界水泳が行われています。私は偶然、日本に一時帰国するときの乗り換えで福岡空港に立ち寄ったのですが、空港にも世界水泳の大きな看板がありました。そして今、日本のホテルにいてテレビを見ていると連日、白熱した戦いが繰り広げられています。【情報の収集】
しかし、この福岡での熱い戦いに「劣るとも勝らない」戦いがラオスにもあったのです。ラオスなので熱いだけでなく暑い戦いなのですが、それは一体どういうことでしょうか。【課題の設定】
福岡の世界水泳に先立って、ラオスで行われていた世界水泳のプールはパトゥーサイ(凱旋門)のお膝元にありました。一般の人からすると噴水なのですが、或る存在にとっては非常に広いプールだったのです。その存在は我が家の居候のヒキガエルです。ただ私の一時帰国が迫っていたので、少しずつリリースしていて、その日はなかなか天気が良かったので、居候の一匹と一緒にパトゥーサイまで散歩をして、奴には泳ぎを披露してもらったのでした。【情報の収集】
これまでは家の狭いプールで泳いでいたので、かなりストレスが溜まっていたのでしょう。パトゥーサイの広いプールに入るや否や、奴は後ろ足を力強く蹴り出し、その推進力であっという間に遠くまで行ってしまいました。【整理・分析】
しかし狭いプールに慣れてしまっていたせいか、泳ぎのテクニック自体は維持できても、長い距離を泳ぎ続けるスタミナは失われていたようです。途中でちょっと休憩し、呼吸を整えます。そして再び泳ぎ出します。【整理・分析】
本来ならば、こういった広い場所でトレーニングをし、最終調整をして大会本番に臨まねばならないのですが、奴は不利な材料ばかりであっても諦めることも、腐ることもなく、今の自分が持っている力の全てを出し切ろうとしていました。その姿をこうして録画で振り返っていると、最初に提示した設定を見直さねばならないなという気持ちになってきました。最初は「劣るとも勝らない」と、通常使用される「勝るとも劣らない」をひっくり返し、面白おかしいイメージで語ってしまいました。しかし奴の真剣な姿を改めて見返したことで、奴は「勝るとも劣るはずなどない」戦いと向き合っていたのだと敬意すら覚えるようになりました。おそらく奴はこうしている今も、福岡での世界水泳と「勝るとも劣るはずなどない」熱くて暑い戦いをしていることでしょう。【まとめ・表現】
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