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オオスミ社の自動販売機には○○がない!?


これは、株式会社オオスミ本社の従業員用自動販売機。

パッと見た感じは普通に見える自販機ですが、一般的なものとはちょっと違うのです。

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どこがどう違うか、分かりますか?


1.オオスミ社の自動販売機には「ペットボトル」がない


そう!ペットボトルの商品が一つもないのです。
すべて缶や瓶のラインナップになっています。

2021年夏、当社の自動販売機からペットボトルを無くしました。
自動販売機といえばペットボトル飲料が中心で、街中を歩いていてもペットボトルのない自販機を見かけることはほとんどありません。

しかし、地球環境のために「脱プラスチック」を目指す私たちにとっては遅すぎるくらいの決断でした。

考えてもみてください。
河川の調査や、プラごみから出る“マイクロプラスチック”の分析を行う仕事をしている社員が、休み時間には当たり前のようにペットボトル飲料を飲んでいる姿。
とても違和感がありますよね。これでは“紺屋の白袴”。

いくら環境について考えても、自ら実践しなければ意味がありません。反省の意味も込めて・・・。


2.意外と簡単ではなかった実現


とは言っても、実現するのは容易ではありませんでした。

驚いたことに、これだけ環境問題やプラごみが話題になっている中、「自販機にペットボトルを入れない」という選択に応えてくれる自販機ベンダーさんのなんと少ないことか!

導入当時、ペットボトルのないラインナップを扱っているベンダーさんはほとんどおらず、色々なベンダーさんと協議を重ねた末、ようやくそれが可能な会社と契約することができました。

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温暖化や海洋汚染などの環境問題が注目され、話題にもなっている近年ですが、まだまだ改善できることが身近にたくさんあるなと感じた瞬間でした。

また、自販機以外にも、食堂と事務フロアにはウォータースタンド社のウォーターサーバーを設置し、自由に冷水、温水、常温水を手に入れられる仕組みを作りました。
このウォーターサーバーは水道直結型で、交換式のプラスチック容器も使いません。ここでも脱プラスチック!
しかも毎月定額なので料金を気にしないで良いこと、そしてしっかりと半年に1度、技術メンテナンスに来てくれることも嬉しいポイントです。


3.おわりに


もちろんプラスチックがすべて悪いわけではありません。
しかし環境を考える当社にとって、リサイクルが難しく環境負荷の大きいペットボトルは「絶対になくてはならないもの」ではありませんでした。
飲料の容器は、マイボトルや他のものでいくらでも代用できます。

可能な限り、プラスチックを使う場面を減らしていきたい。

そんな気持ちを持ちながらオオスミの社員はこれからも環境に寄り添っていきます。

SDGs、オオスミの合言葉は
「プラスチックを、ヘラスチェック!」

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