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38* あなたはどの仕組みで収入を得ますか?〜マクドナルド創業者レイ・クロックに学ぶ〜

こんにちは、野々村健史です。
毎日note!
いつも読んでいただきありがとうございます。

先日、滅多に行かないのですが、久々にマクドナルドに行った時に感じたことがあったので書いてみたいと思います。

マクドナルドといえば、世界中に知らない人はいないであろう、大手ファストフードチェーン店ですよね。

普段日常生活で使うサービスやお店について、何業なのか?などと考えることは、あまりないですよね。

ですが、一冊の本が私に衝撃を与えました。

その本とは、『金持ち父さん貧乏父さん』です。

その中で挙げられていた内容がこちら。

マクドナルドをフランチャイズ化し、世界最大のハンバーガーチェーンに育てたレイ・クロックが言った言葉。「私のビジネスはハンバーガーを売
ることじゃない。不動産業だよ。」
つまり、
「ビジネスの基盤はハンバーガーを売ることにあるが、レイ・クロックはそれと同時に常に店舗の立地の重要性について考えていた。」
「基本的には、マクドナルドのフランチャイズ権を買った人は、レイ・クロックの会社がその店舗のある土地を買うための代金を代わりに支払って
いるのと同じことをしている。」
参照元:『金持ち父さん貧乏父さん』

マクドナルドはファストフード業ではなく、不動産業


この視点は斬新でした。
創業者は立地の重要性に目をつけたのです。

集客面で、多くの人が訪れる場所に店舗を出店することは当然の観点ですが、ゴール設定がどこにあるかが重要です。
ファストフードを提供して収入を得るのか(フロー収入)、店舗を出店することで支払われる家賃を収入として得るのか(ストック収入)。
この違いがとても大きいと思います。

フローとは流れと言った意味です。
フロー収入、フロービジネスとは常に顧客との関係は継続的ではなく、都度顧客と関係を築き、その時々に応じて収益をあげて行くスタイルです。

一般的なビジネスのほとんどがフロービジネスのスタイルです。
フランチャイズであれば、外食事業やコンビニエンスストアなどの小売り業が代表的な例となります。

一方で、ストックとは蓄積を意味します。
ストック収入、ストックビジネスとは蓄積型の売上、収入構造を持ったビジネスの事を指します。顧客を囲い込み、持続的にサービスを提供しながら長期的に収入を上げて行こうという考え方です。
具体的には会員ビジネスがそれにあたります。
一定の会員数を確保してしまえば、安定的な収入、収益を見込む事が出来るのがストックビジネスの特徴です。フランチャイズビジネスで言えば、
例えば、塾事業やフィットネス事業が代表的です。
参照元:ストックビジネスとフロービジネス

あなたはどこから収入を得ますか?

マクドナルドの例では、ハンバーガーを売ることはフロー収入にあたり、家賃収入を得ることはストック収入にあたるといえます。
フロー収入も大切ですが、ストック収入があることで、市場の波や、景気に左右されない収入源を確保できます。
安定した生活のためにと考えると、自分の収入をストック収入から得ることがとても大切です。

最後に

この本を読むまでは、マクドナルドが、飲食業で儲けていることは知っていましたが、不動産まで見ているとは考えもしませんでした。
この観点を知ることによって、まず、日常生活で利用する店舗やサービスが、フロー収入なのかストック収入なのか、考えてみる良いきっかけになりました。
更にそれをご自身の生活に、仕事に落とし込むことが大切だと思います。

あなたはどの収入を手に入れますか?

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