町田ゼルビアを追いかけてみた「J2リーグ第1節 対東京V」
こんにちは!
今シーズン町田ゼルビアについて追いかけてみることにしました!
まずは、第1節東京V戦を分析していこうと思います!
~目次~
①攻撃コンセプト
②ポジティブトランジションの意識
③ネガティブトランジションの際の弱点
④今後について
①攻撃コンセプト
町田の攻撃の印象として
「縦に早い」
「同サイドを攻め切る(ポジトラ時が特に)」
「こぼれ球をボランチが回収して押し込む」
を持ちました
攻撃はまず最前線の2トップを狙っており、フリックして裏を狙うか、弾かれてもボランチが回収して2次攻撃につなげていました
前半の中盤からは相手のCBに弾かれることを嫌い、RSHの山内選手をターゲットとして、GKからのロングボールを供給する傾向がありました
この攻撃方法では、自陣でボールを失わないので、リスクが低いというメリットがあります
しかし、マイボールにできる可能性が、ポゼッションするよりも下がるというデメリットもあります
ここを町田は中盤4枚が高いセカンドボールの意識を持つことと、同サイドに選手を密集させることで、解消をしています
サイドにボールや相手選手を密集させ、相手SBの裏に飛び出し、突破する狙いがありました
ここをさらに良くするには、複数の選手が関わり、サイドを突破することと、サイドを突破した後にゴール前の人数をもっと増やしていくことで、得点のチャンスは増えてくると思います
②ポジティブトランジションの意識
町田の守備はFWがコースを限定して、サイドに追い込み、選手を密集させて相手のプレースペースをなくし、ボールを奪います
ボールを奪った後の狙いは、もちろんゴールが第1ですが、同SB裏の攻略をしていました
とくにボールサイドのFWは必ずSB裏のスペースに抜けていました
チーム全体として、相手の守備の薄いところを狙う意識が統一していたように思います(前半40分のシーンに見られます)
③ネガティブトランジションの際の弱点
同サイドを複数で攻めるため、ネガトラ時に逆サイドに早く展開されると、ゴール前まで運ばれてしまいます
後半52分のシーンではGKからのスローで逆サイドに展開され、クロスからシュートまでいかれています
失い方が悪いと、ゴール前まで早く運ばれてしまうという弱点があります
今後町田と対戦するチームは、奪った後に早く逆サイドのスペースに展開できるといいと思いました
しかし、町田は対策として、攻撃の際に同サイドに選手を集めるので、
①囲んで取り返し、攻撃に移る
②展開されたらリトリートしてセットする
の2パターンを用意していると思いますが、
①と②の判断基準と、②の速さが生命線になるのではないでしょうか
④今後について
今後町田の試合は
月曜火曜→分析 水曜→記事 のペースで毎週追いかけてみようと思います
昨シーズンでは昇格争いをできるまでの成績を残したので、今シーズンはどのようなサッカーをするのか興味が尽きません
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