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ドラゴンビューティー

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どこか「未来っぽいもの」 その種になりそうなもの。
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#エッセイ

オススメの末期医療

ちょいと、キーワード検索したり、 ふと読んでみただけの記事であっても、 次には、ご丁寧にオススメが、 目の前にズラ〜と並ぶ時代。 なるべく効率よく、便利、が好まれる時代。 悩み深める、手間かける、が嫌われる時代。 だって、みんな忙しいから。 ところで、僕たちは、 何で、そんなに忙しいのだろう? アイデアが湧きすぎて忙しいのなら、 斬新で革新的なものが、 次から次へと日々誕生し、 日本経済は、破竹の勢いで、 どんどん前進しそうなものだけど、 どうやら「停滞している説」

未来は、半分リクエストできる

起きてしまった事は変わらない……、 「しょうがない」 だから、あれこれ言っても、今更何も変わらない。 「仕方がない」 確かに、 起きたこと自体は変わらない…。 では、 ・無かった事にして忘れちゃえば良いの? ・本当に全てが変わらないの? ・全くどうしようもないことなの? いいえ、 確かに、起きた事実自体は変わらないとしても、 それが起こるに至った「背景」が変わると、 その経緯を理解し、 因果関係を捉えなおすと、 思い込んでいた認識が変わると、 世界は全く違って見えてき

ソレ、いったい「何を見える化」したい競技?

競技って面白い。 勝ったか負けたかだけでなく、 何が「見えたか」 ですよね。 それが何であれ、 競争させれば、順位がつき、 そのレベル(程度)が、 明確に表れるもの。 それが競技ですよね。 ※ たとえば、 最も瞬発力がある人は誰? を知りたいから、 関係者が話し合って、 直線で100Mぐらいが良くない? という事になったのでしょう。 最も持久力がある人は誰? を知りたいから、 意見の強い人が集まって、 マラソンが良くない? という事になったのでしょう。

ファッションって、身体の働き方改革だったのか⁉️

人の身体って、 「生きるための道具」ですよね。 移動したりする「脚」 何かを掴む「手」 音を聞く「耳」や モノを見る「目」とか、 他にも身体は、 いろいろ生きるための仕事をしますよね。 もし効率的に考えるなら、 ファッションは、 アスリートの様に、 限りなく動きやすい服や、 暑さ寒さを補助する道具、 第二第三の皮膚であれば、 良いかもしれませんよね。 花柄も星の様に光る石も、 全部、無駄かもしれません。 でも、 わたしもデザイナー(インテリア) だったから思うんです

善悪の天秤

何でもはかれる「善悪の天秤」 この天秤(てんびん)は、役に立つわよ。 「善か悪か」は、 「目的」を設定しないと、 解くことが出来ない方程式よね。 議論を戦わせたいなら、 それを楽しみたいなら、別だけど、 それが目的だから…。 もし「解」を出したいのなら、 目的が不在だと、 善悪の問題は解けないでしょ? 善悪って本来、 「感情とは無縁の問い」だから、 それ以外は結局、 「意見」 「誤解」 下手したら、 「戯言」 なんて思われちゃう。 学者さんや専門家、 理性的な人

カ オ カ オ が行く

最近、 顔の見えないプロフィールを良く見かける。 「顔を隠した方が作品に注意が向くから」と、 モデルの顔を隠したデザイナー、 マルジェラの影響なのか。 それとも、 「神を描くな、偶像崇拝するな、 重要なのは、神が言っていることで、 顔は気にするな、信仰の邪魔だ!」という、 ユダヤ、イスラム式なのか。 子供の頃読んだ本に、 最古の完全犯罪 「被害者の首を持ち去った殺人事件」 というのがあった。 DNA鑑定などない時代、 顔が無いと、被害者を特定できない。 すると

羽根のある人は、間違いない

食べログや口コミは、 怪しい時もありますよね…。 そこにnoteの存在意義、 SNSに対して、 「別の見方を、見える化する場所」 でもありますよね。 さて、 より確かな 「美味しい店の見分け方」は? ★女子が溢れるイタリアンは間違いない★ 野菜が新鮮で美味しい。 やはり、噂より本能でしょうか。 ★親父が溢れる焼き鳥屋は間違いない★ ネタが大きく職人肌の大将がいる。 親父はネット票を気にしない。 そして大将の背中には、 「使い込んだ団扇の羽根」が生えている⁉️ そう

道具を使うと「キレイ」が生まれる

道具というものは、 素直だけれど、ある意味では頑固。 決してこちらに合わせようとはせず、 「自分を上手く使って!」と暗に要求してくる。 (うちの猫もそうですけど) 道具は頑固だから、 こちらが、それを、 上手く使えるようになるしかない。 はじめは少し苦労だけど、 上手く使える(付き合える)ようになると、 不思議なことに「何かが」 キレイになってゆく。 猫と上手く付き合える様になると、 優しい私になれる、 みたいな(笑) 身のこなしだったり、 心構えだったり、 受け

動物総選挙とペットの歴史

あっという間に 衆院選挙も終わりましたね。 選挙と言えば、思い出すのは、 以前、立候補者の看板を背に、 ご主人の帰りを待っていた、 2匹の子犬の姿です。 まるで、 「私たちは、公約を守ります!」と、 立候補している様でした。 私たちは、 選挙で自分たちに「役に立ってくれる人」を選ぶけれど、 それは動物に対しても同じかも知れません。 実はむかし、 イヌは この世界に存在していませんでした。 存在していたのは、 犬の祖先である、 オオカミだけでした。 ところがあ

「シエナ」っていう店です

こんにちは、いや、もしかしたら、 今晩は、かも知れませんね。 まあ、読んでみるかぁと、 思ってくれたなら嬉しいです。 損をさせないように頑張ります! 白金台で エステの社長を20年ほどやっています。 今日は、お店のことを 書いてみようかなぁと思います。 SHIENA(シエナ)って言うんです、 店の名前です。 よく言われるんです、 イタリアのSiena? って。 でも違うんです。 楽園という意味の 「ジェナ」から 「 ゛」濁点を取って 「エ」を大きくしたら、

聖ガンジスの様に

私たちが経営する エステティックサロン「シエナ」では、 ゲストのカルテが壁一面を占め、 厳重に管理されている。 新しい顧客システムを導入するため、 過去のデーターを移行する必要があり、 スタッフだけでは追いつかず、 わたしも慣れない手つきで、 顧客データーを入力していた。 これは外部に任せたくないからだ。 <職業欄> 会社員、事務、金融関係、デザイナー、 営業職、楽団員、NPO、主婦、経営者、 ダンサー、医師、歌手、弁護士、学生、 アナウンサー、教師、公務員、研究職、 自

向こう側へ 船を出す

今日、明日、あさって、 その先、その先のまた先……。 どこまでが、 私たちの「リアル」? どこからが、 私たちの「リアルの向こう側」? 「未来」へは、 どすれば行けるのだろう? いい加減な毎日よりも、 ひとつ、ひとつ、丁寧な毎日は良い。 そうだけど、 まあ、そうなんだけれど……、 気がつくと、 感じ過ぎたり、 こだわり過ぎたり、 日々の中で、迷走したり、 森の中で、瞑想したり、 家の中で、メソメソしちゃったり、 未来への、想像力を、 目の前への、感情力が押しやる

あのページには「200万年分の衝撃」があった

今まで読んできた全ての本の中で、 めくった全てのページの中で、 わたしにとって、 もっとも衝撃的なページがある。 子供の時、 まだ小学校に上がる前。 近所に、よく遊びに行く、 幼馴染みの家があった。 その家の主人は勉強家で、 家にオモチャはなかったけれど、 その代わり、 本がたくさんあった。 5歳のわたしは、 遊びに行く度に、 片っ端から本棚の本を選び、 ページをめくっていた。 決して、 読んでいたわけじゃない。 ただただ、ページをめくっていた。 兎に角、片っ端からめ

やめてください ‼️

なかなか上手く生きられない少女 「なや美」は、 悩んで、悩んで、悩んだ結果、 とある禅寺で、 座禅を組んでいた。 そこで師匠が、 なや美に問うた。 「なや美よ、生きるとは何ぞや?」 なや美は、 一生懸命考え、 いろいろ答えた。 「ゲームです!」 コツン!(どうも違うらしい) 「愛です!」 コツン!(まだ違うらしい) 「死ぬことです!」 コツン!(やっぱり違うらしい) そのたびに、 頭を木刀でコツンとやられ、 コブになっていた。 問答は続いたが、 何を答えて