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エニタイム/ヘンリー・ポール・バンド (‘81)
Anytime / Henry Paul Band (‘81)
アウトロウズを脱退したヘンリー・ポールが結成したヘンリー・ポール・バンドの3作目のアルバム。実質、本作がヘンリー・ポール・バンド名義でのラストアルバムになる。この後、ソロとして「ヘンリー・ポール(’82)」をリリースし、’86年のアウトロウズの再結成に参加する。
ヘンリー・ポール・バンドのファーストアルバムは、アコースティックな雰囲気の中、ツインリードを生かしたサウンドであったが、次作「灼熱の魂〜Feel the Heat (‘80)」では、ツインドラム、ツインリードが炸裂するサウンドとなった。
本作はその延長とも考えられなくもないが、明らかにメンバーが7人から5人に減っており、迫力という点では前作に及ばない部分もある。
アウトロウズ時代からの盟友、モンテ・ヨーホーも本作では、スペシャルサンクスに名前が留まるだけとなっており、メンバーのラインナップからは外れている。それでも’86年のアウトロウズ再結成時には、モンテ・ヨーホーはメンバーとして参加している。
本作からは「キーピング・アワ・ラヴ・アライヴ」がビルボード・トップ100の50位となっており、それなりに人気があったことが窺える。
全体的には’80年代ロック感は否めないが、38スペシャルとはかなり違い、’70年代のアウトロウズの雰囲気は十分に残っている。
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私の所有しているアナログレコードは未開封のシールド品であり、普段は再発CDで聴いている。
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YouTubeの音源をどうぞ。Spotifyにはバンドすらなかったので割愛。
ジャケットの’57年式シボレー・ベルエアがアメリカ人だなと思う一枚。
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