テハス/ZZトップ (‘76)
Tejas / ZZ Top (‘76)
以前、ZZトップの’71年の「ファースト・アルバム」を紹介させていただいたが、その記事において、’81年リリースの「エル・ロコ」までを一区切りにしているが、その期間も前期と後期に分けることができる。
「ファースト・アルバム」 (‘71)から本作までが前期であり、次作「皆殺しの挽歌〜Deguello」からが後期となる。本作のリリース後、次作までの2年間のブランクがあるが、この期間にレコード会社がロンドンからワーナーへ移籍している。またビリー・ギボンスとダスティ・ヒルが長いあご髭になったのもこの期間である。これは申し合わせた訳ではなく、再会した時には二人とも同じような髭面になっていたというエピソードである。
また、一般的には’83年リリースの「エリミネーター」からシンセサイザーのサウンドになったように認識されているが、実は次作「皆殺しの挽歌」からシンセサイザーは導入されている。
オープニングの「イッツ・オンリー・ラヴ」
ラストの「アスリープ・イン・ザ・デザート」
Spotifyのプレビューはこちらから。
私の友人間でも本作を彼らのベスト作に挙げる方が多い。いろいろな意味でモダンなサウンドに変化する前の一枚である。名盤!
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