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BTB2開催レポート:第7回 提供価値評価

こんにちは。Beyond The Border2.0(以下、BTB2.0)のメイン・コーチの渋谷です(渋谷 健のプロフィールはこちらから)。BTB2.0はイノベーション課題・DX課題に取り組む、戦略デザインのためのコーチング・プログラム です。今回は2022年1月19日にオンライン開催した第7回提供価値評価のセッション・レポートです

「なにが可能なのか? 」を探究する

第7回のテーマは提供価値評価。ここまで整理したものに対して実現可能性を検証し、さらに戦略としての精査を重ねていきます。なにを、だれに、どのように提供して、どう進めていくのか、戦略を具体化していく段階です。今回も事前に以下のイーラーニング等を受講し、参加者同士の対話を通じた整理を深めていきました。

<事前課題>
・イーラーニング「戦略デザインのためのアジャイル実証」(約53分)
・提出課題「実現可能性検証」(ここまでの検討結果に対して顧客視点で実現可能性を検証し、プレゼン動画を提出)

顧客に対する貢献の在り方

今回のイーラーニングに課題、そして対話を通じて参加者は顧客視点で考えることを探究しました。ビジネスをやっているとどうしても提供者側の視点でものごとを考えがちです。しかしながらそれでは価値が捉えきれません。だからこそ価値を受け取る顧客の視点に立ち、結局自分たちが何をすれば顧客に貢献できるのかを解像度高く整理することが必要なのです。

(参加者の課題棚卸を踏まえたレビュー結果のテキストマイニング)

ロードマップを捉える

セッション後半は顧客視点での実現可能性の検証結果を踏まえて、実現までのロードマップ(実行計画)を整理していきます。今回も時間が限られるため概略を抑え、短期的な目標から長期的な目標までを一貫してつないでいくための要素を次回までに各チームで対応してきてもらいます。

戦略をまとめる

今回は戦略の実現可能性を検証し、具体的に進めるためのロードマップに落とし込んでいくための場でした。そしてここまでくると一通り、戦略デザインに必要な要素が出そろった形になります。となれば後はまとめ。というわけで、次回第8回に向けては、ここまでの検討結果を整理し、一つの戦略としてまとめていきます。


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