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BTB2開催レポート:第9回 関係者合意形成

こんにちは。Beyond The Border2.0(以下、BTB2.0)のメイン・コーチの渋谷です(渋谷 健のプロフィールはこちらから)。BTB2.0はイノベーション課題・DX課題に取り組む、戦略デザインのためのコーチング・プログラム です。今回は2022年2月16日にオンライン開催した第9回関係者合意形成のセッション・レポートです。

「どんな戦略をとるのか?」を探究する

第9回のテーマは関係者合意形成。これまでの検討結果を基に関係者を巻き込んだ目標を設定し、合意を得て、実践に繋いでいきます。そこではどのような戦略を自分たちがとるのか、端的にまとめることが求められます。今回も事前に以下のイーラーニング等を受講し、参加者同士の対話を通じた整理を深めていきました。

<事前課題>
・イーラーニング「戦略デザインのための超越的合意形成」(約56分)
・提出課題「共創目標」(ここまでの検討結果を踏まえて関係者を巻き込んだ共創目標への合意にチャレンジし、その結果をまとめたプレゼン動画を提出)

不退転のコミット

今回のイーラーニングや課題は戦略の実践に対して明確にコミットする、不退転の意思を示すものであり、セッションはその解像度を上げる時間でした。このあとはいかに周りを巻き込んで動かすかが重要になります。そのためにも自分の”戦略”に対する意思を明確に示すことが重要になるのです。

(参加者のレビュー結果のテキストマイニング)

未来への提言に昇華する

戦略は最終的に関係者の合意があってこそ、動き出します。裏を返せば合意がなければ動きません。ここで大事なことは合意が得られても、得られなかったとしても”なぜそうなったのか”を振り返り、整理し、その学びを次につなぐことです。未来のために一連の戦略デザインのアクションから何を提言するかが重要になります。今回もその要点を抑え、各チームで次回まで整えてきてもらいます。

総括し、次へ!

今回の場は戦略へのコミットを明らかにし、その結果をどんな形であれ次につなぐための場でした。そして今回の場で実質的に戦略デザインを描くためのプロセスは完了となります。となると残るは振り返り、総括すること。それがなければ本当の意味で次には進めません。そこで次回第10回に向けてはそれぞれの戦略デザインの取り組みを振り返り、未来への提言をまとめ、具体的な実践を含めて次につなぐことにチャレンジし、その結果を持ち帰ってきてもらいます。


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