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実践事例:ミールケアでのコラボ商品開発プログラム

こんにちは。変革実践プログラムのリード・コーチの渋谷です(渋谷 健のプロフィールはこちらから)。

2020年から継続的にプログラムに参加いただいている株式会社ミールケアが、変革実践プログラムの参加者同士のコラボによる商品開発に挑戦しています。その一環でアルピコグループ(2020年度、2021年度参加)よりスーパーマーケット事業を展開する株式会社デリシアに、大手食品メーカーの協力も得て3社で「こうじあんパン」を共同開発しました。今回はそのファースト・トライアルとして実際にこども園の給食として提供しています。

今回の取り組みの背景にあるのはQOL(Quality of Life:生活の質)への意識。食を通じていかに地域の方たちの幸せに貢献するか、その想いを共有した各社が協力し合うことで実現したトライでした。そしてひとつ形になったのがこうじあん。人工甘味料不使用で小豆を米麹で発酵させた健康志向のあんこです。今回はこのこうじあんを手軽に食べてもらうために、まずは「こうじあんパン」として提供することになりました。

提供にあたってはミールケアがかねてからお付き合いがある地場のこども園にご協力いただきました。本来は食育もかねて子どもたちだけでなく保護者にも「こうじあん」のお話し、さらに一部デリシアの店舗でも販売する予定だったのですが、新型コロナウィルスの影響を受けて給食として提供することになりました。しかしながら感染状況を注視しつつ、今後再度展開する機会をつくっていくとのことです。

今回の取り組みは客観的に見ると、やはり関係性が非常に重要なカギを握っていたように感じます。変革実践プログラムという場でできた関係性、そしてそれぞれが、とくにミールケアが事業活動を通じて築いてきた関係性が重なり合ったからこそできた取り組みです。今後の展開も楽しみです。


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