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BTB2開催レポート:第8回 戦略デザイン精査

こんにちは。Beyond The Border2.0(以下、BTB2.0)のメイン・コーチの渋谷です(渋谷 健のプロフィールはこちらから)。BTB2.0はイノベーション課題・DX課題に取り組む、戦略デザインのためのコーチング・プログラム です。今回は2022年2月2日にオンライン開催した第8回戦略デザイン精査のセッション・レポートです

「どうするのか?」を探究する

第8回のテーマは戦略デザイン精査。ここまで検討を重ねてきた戦略を実行計画(ロードマップ)も含めてまとめていきます。そして結局、戦略としてどうするのかを明確にしてメッセージとしてまとめます。今回も事前に以下のイーラーニング等を受講し、参加者同士の対話を通じた整理を深めていきました。

<事前課題>
・イーラーニング「戦略デザインのための構造精緻化」(約54分)
・提出課題「ロードマップ」(ここまでの検討結果を踏まえて戦略全体を整理し、実行計画=ロードマップをまとめて、プレゼン動画を提出)

具体的実践へとつなぐこと

今回のイーラーニングや課題は具体的実践をイメージするものであり、セッションはそれをさらに深めるための時間でした。どんなにきれいな絵を描いても実際に動かさなければ何ら価値が生まれません。そして実際に動かそうとすれば、生々しい課題が次々と出てきます。こうした”生々しさ”に向き合っていくことが、本当に実践していくために不可欠なのです。

(参加者のレビュー結果のテキストマイニング)

共創目標にコミットする

セッション後半は戦略を実践していくための具体的な目標設定を行っていきます。これは自分たちだけでなく、関係者も含めてともに創り出す価値に対する目標=共創目標として設定します。今回もその要点を抑え、実際に各チームで次回まで整えてきてもらいます。

”良くも悪くも”合意形成する

今回の場は戦略を具体的な目標に落とし込んで、実践につなげていくための場でした。しかしながらここにはプログラム参加者しかいません。実践には経営トップや顧客など密接な利害関係者がいます。そこで次回第9回に向けては利害関係者を巻き込んで、共創目標をたたきに合意形成にチャレンジし、その結果を持ち帰ってきてもらいます。
ちなみに合意形成は必ずしも得られるとは限りません。しかしながら合意形成が得られなくても学びは必ずあります。したがって今回の合意形成のチャレンジでは合意ができたらもちろんそれは成果、合意ができなくてもそこから学びを得ることができれば成果、というスタンスで進めてもらいます。


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