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BTB2開催レポート:第5回 キーマン・ダイアログ

こんにちは。Beyond The Border2.0(以下、BTB2.0)のメイン・コーチの渋谷です(渋谷 健のプロフィールはこちらから)。BTB2.0はイノベーション課題・DX課題に取り組む、戦略デザインのためのコーチング・プログラム です。今回は2021年12月22日にオンライン開催した第5回キーマン・ダイアログのセッション・レポートです

「踏み込むべきことは何か? 」を探究する

第5回のテーマはキーマン・ダイアログ。ここまで仮説シナリオを整理してきた戦略は、直接的な利害関係がある上司や主軸となる担当者などのキーマンにとってどのように映るのかを確認し、向き合うべき戦略課題を具体化していきます。今回も事前に以下のイーラーニング等を受講し、参加者同士の対話を通じた整理を深めていきました。

<事前課題>
・イーラーニング「戦略デザインのための探究的対話」(約52分)
・提出課題「課題の棚卸」(仮説シナリオを踏まえてキーマンと対話して課題の棚卸を行い、その結果をまとめ、プレゼン動画を提出)

解像度が高まっていく戦略課題

今回の対話を通じて参加者それぞれの戦略の解像度が高まってきていることが感じ取れました。どの組織のだれに、何を、どうしてもらえばいいのか。そのために自分自身は何を為すべきなのか。より広い視野で戦略課題を深堀し、焦点を当てるべきことが明確になってきています。複数の会社が参加してきていることも、参加者相互によい刺激となっています。

(参加者の課題棚卸を踏まえたレビュー結果のテキストマイニング)

アプローチ・モデルを整理する

セッション後半は整理した戦略課題を基に、戦略の基本方針をアプローチ・モデルとして整理していきました。いわゆるマーケティングのSTP(市場領域と対象顧客と自分たちの立ち位置の整理)で誰のためにやるのかを明確にし、さらにビジネスモデルをフレームワークで整理。意外とこのやり方が体感しないとわからないため、具体的な事例を扱って整理するプロセスを全員で体感し、さらに各チームに分かれて自分たちが取り組むべき戦略を整理していきました。

(ビジネスモデル整理のデモの様子)

関係者フィードバックで磨く

今回は戦略の大枠を捉えるための場でした。ここまでのリサーチや仮説シナリオ、トップ・インタビューやキーマン・ダイアログ(対話)を通じた課題棚卸の結果が基本方針としてまとまってきた形です。しかしながらまだまだ”荒い”状態。そこで参加者は今回の場を踏まえ、さらにアンケートなども駆使して関係者からのフィードバックを得ながら、第6回までにアプローチ・モデルをさらに精査・具体化していきます。


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