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よなよな対話会:アルピコ 酒井さんの「上高地とデジタルマーケティング」の話。

こんにちは。変革実践プログラムのリード・コーチの渋谷です(渋谷 健のプロフィールはこちらから)。ゆるく変革実践に挑戦する方たちのお話から、「こんなことできたら面白いね!」を考えてみる「よなよな会」。第2回を開催しました。

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2回目のゲストは2021年度の変革実践プログラムに参加されているアルピコホールディングスの酒井 大希さん。アルピコグループはバス事業やホテル事業、スーパーマーケット事業などを長野県下で展開する、まさに地域密着の企業です。今回も多様な参加者の方々と「上高地」をテーマにデジタルマーケティングの話を掘り下げました。

酒井さんは福島出身で、大学自体は雪の研究に取り組み、そのころから上高地に関わってきたそうです。そして上高地にもゆかりがあるアルピコグループに入社して、アルピコ交通の交通事業からキャリアをスタートさせました。

ちなみにアルピコ交通のさわんどバスターミナルは、実は環境も考慮した施策になっています。上高地の環境を守るために自家用車は規制されています。その分バスが重要となっており、さわんどバスターミナルが拠点となっているのです。

上高地

現場ではバスの運転手さんの負担を考慮して、勤務状況のデータを踏まえて一人一人とのコミュニケーションを大事にしてきました。また気象状況が変わればお客さんのニーズも変わるため、従業員体験を高めることで顧客体験を高める取り組みを実践されてきています。

その後酒井さんは信州おもてなし未来塾の参加や長野県観光機構でのGo NAGANOの取り組みなどを経てキャリアの幅を広げていきます。とくにインバウンド&デジタルマーケティングに注力しており、現在はアルピコグループ各事業部門と連携したデジタルを活用した新たな施策開発を進めています。

対話はいかに上高地の価値を高めるか、そのための体験のデザインと、必要となるデータの在り方に進んでいきます。再生可能エネルギーを基盤に、天候などの環境データに基づいて人の動きを把握し、交通や施設運営を最適化するモデルが仕上がりました。良く出来過ぎたので今回は公開できません。。。が、実現に向けて動きだしていきます!

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