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【マンガ】 『カメレオン』からの『くろアゲハ』

高校時代に夢中になって読んだマンガの一つに『カメレオン』という作品がある。

千葉県民の一部(北西部や東部在住)の方にとっては、なじみのある地名や場所が作品内で幾度となく登場し、当時松戸市内の高校に通っていた自分としては、主人公をしのぐほどの人気キャラであった松岡英治が同市を拠点に活動していたのを誇らしく思っていたものだ笑

この漫画に影響されたわけではないのだが、結婚した妻は実家が成田&作者(加瀬あつしさん)と同じ高校を卒業しているという偶然も重なったりもして、シンパシーをより感じやすい作品となっている。

『くろアゲハ』

そんな『カメレオン』の続編があるというのを、遅ればせながら、一昨日知ることとなり、続編となる作品(第一巻)を連休中に試し読みしてみたのだけど・・・

ムチャぶりやハッタリにまみれた作中の世界観が懐かしすぎて、夢中になって第一巻を読んでしまった。

前述の松岡だったり相沢にあこがれて、ヤンチャ感を醸そうとしていたものの、もちろんそんな上手いことにはつながらず、痛々しさだけを露呈していた自分にとって、彼らの成長した姿を続編を通じて確認できたのを喜ぶ一方、変わらぬハチャメチャぶりに拍手を送りたくなった。

それと同時に、自粛が叫ばれている閉塞した世の中を逆手にとって、加瀬さんお得意の皮肉めいたギャグはますます冴えてくるのかなと。加瀬さんのムチャが時代にどこまで抗えるのかもある意味で気になってしまう。

コロナ禍における楽しみが一つ増えたということで、昨日早速2〜4巻を電子購読した。

最新巻(17)が5月17日に発売されるそうだが、これから少しずつ『くろアゲハ』を読み進めていきたいと思う。


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