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福祉用具について語ってみます。

6月16日の記事を作成するにあたって、かなりの時間がかかってしまいました。本職にかかわる話だと、まじめに書こうとするあまり、推敲する時間も膨大に。

これでは長続きしない。だけど、介護に関することを書いてみたい気持ちはある。そこで・・・

一丁目一番地ではない「二丁目二番地」レベルの話を定期的に書いてみようかと思い、今週二度目となる介護に関する記事を作成してみました。

得意分野と不得意分野

ケアマネのみなさんにはそれぞれ得意分野があると思うし、その一方で苦手だと感じている分野があると思います。

法定研修だとか地域レベルでの任意研修に参加し、同席したケアマネさんとそういったお話をさせていただくなかで、苦手なものとしてよく挙げられる分野が「医療」

例外に漏れず私もこれ。「〇〇の病気に最適な訪問診療を紹介してくれ」

「病気を見るだけでなく生活全体を見てくれる診療医でないとちょっとなぁ」と内心では思いつつ、情報収集を積み重ねながら調整にあたるわけですが、つなぎあわせの仕事が一段落してくると疲れもどっと表出。

今月は2件、訪問診療を新しく導入する利用者がいるのですが、医師との相性があうといいなと願う今日この頃です。

福祉用具と私

私がケアマネ業務の中で得意分野としているのは福祉用具。

福祉用具貸与の業界で10数年以上働き続けた経験をもとに、そこ(社会福祉士としての福祉用具選定・相談援助業務)で得られた受験資格をもとにしてケアマネ試験を合格。現在の業務に携わっております。

卓球が好きな私としては、車いす卓球とかテレビで時々とりあげられて、別所キミエさんが登場するのをみるたびに別所さんのサーブやスマッシュよりも、車いすの方を私はじっくり見てしまいます。

私がもし🏓の仕事で生計を立てようとした場合、社会に最も利益を還元できる車いす卓球の世界だろうと思うのですが、障害者の方向けの車いす設計はあらゆる点で一筋縄ではいきません。

生活の足となるユーザーからの細かな要望を適切に聞き入れるためのコミュニケーション能力がそれなりに求められるし、丁寧にコミュニケーションを積み重ねていく製作過程に反して得られる対価は低い。

自治体によっては「いや、そんなことない」と否定される見解もあるのでしょうが、おおむねそんな現況だと思います。障害者向けの機器取り扱いに積極的に名乗り出る販売業者は少ない上、対応も素早いとは言いがたいのが実情であると私は日頃より感じております。

書いているうちに創作意欲がわいてきました。

今回はここまでにして、7月から福祉用具というか介護用品全般について定期的に書いてみようと思います。介護用シューズ(靴)の販売について思うところがあるので次回はこれを書いてみようかな。

介護用シューズは手間に対して得られる対価が低い象徴的なアイテムです。公共性を帯びた大手靴量販店でのユニバーサルな商品ラインナップを個人的に今後期待しているのですが・・・

他には公的給付のおむつなども挙げられますかね。アクセシビリティを確保するといった点で居住地域ごとにかなりの対応差があるように思います。

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